多読ブログ

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高校卒業までにペーパーバックが読める人の特徴を考えてみました

長年多読を指導しているとペーパーバックを読めるようになる人と読めるようにならない人の特徴が見えてきます高3卒業までにペーパーバックが読めるようになる方はこのような特徴がありますWikipediaの説明によるとペーパーバックとはペーパーバック(paperback)もしくはソフトカバー(softcover, softback)とは、安価な紙に印刷され、ハードカバーの様に皮や布や厚紙による表紙を用いていない形態の本のことである。並製本(なみせいほん)、仮製本、ペーパーカバーともいう。特徴1. 英語多読を勉強ではなく楽しみとして捉えている2. 英語の成績や模試の結果をあまり気にしない3. 難しすぎる本や簡単すぎる本を選ばない4. 語数をあまり気にしない5. 文法や語彙は別物としてちゃんと勉強している6. 定期的に多読時間をある程度確保している7. 一日何分と自分に課題を課すのではなく「読みたい本」「チャレンジしたい本」が常にある8. 好きなシリーズがあって繰り返し読むが、新しい本にも挑戦している9. レベル分けされた本が好きではない多読は勉強ではない英語多読を勉強として捉え、レベルを上げたい!...
FAQ

多読と精読の違いは?どちらを優先して行うべき?

Readingというと以前は「精読」のことでした今は「多読」の認知度が高くなって来ましたが、この「精読」と「多読」の2つを紹介していきます自分の勉強に上手く取り入れてみてください精読と多読精読と多読は真逆の勉強方法です精読「質」を高めていく勉強法です単語、文法、構文、意味、ニュアンス、1語1語に焦点を当てて理解します分からないところがなくなるまで分解し、分析していきます母語を使っての解説を聞いたり読んだりすることが多いので読み間違いがなくなります一般的な大学受験の勉強法です多読量をこなしてスピードを重視する勉強法です1語1語ではなく全体を捉えていきます単語も文法も「なんとなく」理解し、それを反復していくと自然に英語を理解できるようになりますこのリーディング方法は母語を介さないので英語を英語の語順のまま取り入れることができ、その結果リーディングのスピードがかなり上がりますただ、自分のレベルより落として大量に読む必要があります精読&多読のメリット精読のメリット新出単語を覚えられる文法や構文を学ぶので、英文の内容をしっかり把握できる読み間違うことなく正確に英文を捉えられるライティングの時正確...
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すでに100万語に達成し、多読歴2-3年以上の中高生へ

中学から数えて多読歴3年以上の人へ多読を中学以降2-3年以上してきて、まだYLにこだわっている人はいますか?もし、YLで本を選んでいるのであれば、そろそろYLの呪縛から逃れましょう 高1の生徒に「自分のYLがよく分からない」と言ってくる子がいますほとんどの生徒は自分がどのレベルを読めるのかを把握していますが、この子だけは自分のYLがよくわかっていません一見すると問題児のように見えますが、実はそうではないのです多読をしていると、どうしても語数とかYLにこだわってしまい、「自分は今YL0.8だからそれ以上のものは読めない」とか「読める」とか数字で測ってしまうんですねでも、このようにざっくりと読む子は本当に読書を楽しんでいる子が多く、「読めるものを読む」という基本中の基本を実施できています自分がこの本なら読める、とか読めない、とかを肌で感じることができるようになります数字というのは良くも悪くも人を縛ってしまいます保護者の方も本を借りるとき、自分の子はYL0.5だから、これ!とお子さんの本を選んでしまう傾向が出てしまいます(だから保護者の方が代わりに借りるのはダメなのです)そうすると、YLでし...
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多鑑をしてイメージを掴む訓練をしていきましょう

多鑑2月から「多鑑」を取り入れてみました!2023年から小中学生のクラスではイメージを掴むために多読以外の活動を取り入れました多読&多聴だけだとどうしてもイメージを掴むのが難しいからです英語&日本語の字幕を出さずに、動画をたくさん観る「多鑑」でカバーしていきいましょうこれも多読と同様、「易しいドラマ」からスタートします「全部わかる」必要はありません動画の映像、音、雰囲気などから登場人物の動き、気持ち、場面、音楽、を使いましょうこのように英語の「音」と「絵」に大量に触れ、生き生きとした英語に触れていくうちに、徐々にわかるようになっていきます字幕なしで映画を見るには?よく「字幕なしで映画を見られるようになりたい」という人がいますが、実際にそのように楽しめるにはどうすれば良いかわかりますか?いっぱい問題集を解いたり、音読したり、、、じゃないですよ??当たり前ですが、字幕なしで映画を見るには、字幕なしで映画を見る訓練をする必要があります(当たり前ですね😅)でも、闇雲に映画を見ても分からず嫌になってしまいますから、多読同様、易しいものからレベルアップしていきましょう!レッスンに組み込んであります...
FAQ

「私、発音が悪いので読み聞かせなんてとんでもないです!」

「自分の発音じゃ読み聞かせなんて。。。」↑これ、よく聞きます😅こちらとしては、お母様に読み聞かせをどんどんしてほしいところですが、「私の発音じゃ。。。」ということをよく言われますまさか、そのお言葉、お子さんに言ってないですよね?そんなことをお子さんの前で言ってはダメですよ?これを聞いたお子さんは「良い発音じゃないと話したらダメなんだ!」と、インプットするだけです😅お母様の発音でも読み聞かせされた方が断然レベルはアップしますCD探したり、You Tubeの音声探したり、、、というのはいいことだと思いますが、お母様の読み聞かせに敵うものはないですからね😅😅保護者の方の読み聞かせは、私ですら太刀打ちできないですその量が多ければ多いほどお子さんの英語力は伸びます「発音だけ良くて英語力ない」ってなるより「英語力はあるけど、ちょっと発音がね。。。」っていう方が断然良くないですか?でも、大丈夫ですよ!ちゃんと小さい頃から英語に触れている子は英語の発音を聞いて育つので自分で発音も判断できる子になりますお母様の発音をそのまま引き継いだりはしないです(笑)FAQ一覧はこちら
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多読を英検取得のために利用しない方がいいわけ

うちの教室のお子さんの英検取得率はとても高いです高校生で準一級を持っていても珍しくないし、中学から準一級にチャレンジする子もいますでも英検のために多読をする(つまり、英検の勉強をほとんどせずに多読のみにする)、というのはおすすめしませんゴールが違いすぎるからです多読を英検に結びつける場合は、「英検(素材)で多読」をされた方がいいでしょうそうではなく通常の多読の場合、多読のゴールは「楽しく夢中でどんどん読みたくなる」というものですつまり、読みたいというパワーを育てること英検のゴールは「高い級を取る」ということですつまり、自分が満足できる称号を得ること今は亡き松本道弘さんのお言葉で言うと多読には「磁石」のパワーが必要ですうちに秘めた自分のパワーで「ああ読み終わっちゃった。さあ、次の本を読もう!」という気持ちを育てるのが最優先です文字を追って読むのではなく、心から楽しめる本を探していく必要があります一方、英検は「電池」みたいなパワーですフルパワーになったら充電しなくてはいけない3級を取ってその時は喜ぶけど、すぐ準2級にチャレンジしないと、と自分も他人もプレッシャーをかけていきます英検は自分を...
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100万語&200万語に達成した中学生の生徒たち

多読マラソンが終わって、記録を確認していたら、多くの中学生が100万語を達成していました!中学も後半になって多読の重要性を理解し、コツコツ読んでくれている姿が頼もしいです💕多読はテストのためでも英検のためでもなく、純粋に英語の回路を作るためのものなのですが、それを心から理解するのは、本当に「多読をしている人」にしかわかりません理解可能な英語をたくさん読んでいる者にしか分からない、この特権を持つ子たちがどんどん増えてきました!多読を長く続けている子の英語は本当に自然で、文法からガチガチに勉強した子たちのそれとは全く違いますし、また、コースブックで意図的に勉強した英語とも違いますコツコツ読んでその感覚を磨き続けてほしいです♪自分なりのペースですが、少しずつ積み重ねたものが100万という数字になって嬉しいです!これからもコツコツ頑張ります。受験勉強で忙しいのに時間を取って読んでくれていますね!途中で全く読まない時期もあったけれど、200万語読んで、達成感がわいたし、実力も着々と着いていると感じました。ほんとに嬉しいです!中学時代に200万語は立派ですね!読んだ分必ず力になっていますから毎日ち...
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多読教室に入りたい!と思ったら確認することは?

この頃、多読教室が流行っているそうですもし、興味があって教室を探しているなら必ず確認/認識して欲しいことがあります多読教室の選びの5つのポイント先生が多読をしているか?当たり前のような話ですが、実は当たり前でもありませんこの頃流行ってるから、と言って多読指導できます!と謳う指導者が一定数いるはずです😅多読教室をお探しなら、先生が多読を実践している方を選んでください自分で多読をしていない先生、またはしていてもレベルが低いものしか読んでいない先生のもとで勉強するとお子さんが大きくなった時バイバイされます😅先生が目先のことではなく未来を考えているか?皆さんは「小学生」の時だけ英語力がつけばいいと思っているのではないですよね?成長した時にお子さんが英語に困らないように英語を学ばせたいのですよね?お子さんが「小学生の時何を読めるか?」ではなく、大きくなった時、「結構すごいものを読めているか?」を期待できる指導をしてもらっていなければいけないはずです英語は積み上げ方式ではなく、トップダウン方式でなくてはいけませんゴールは、小学校時代の使えない5級やら4級、なんかじゃないはずです社会に出て通用する英...
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レベルを速く上げたい人こそ下のレベルから読もう!(高校編)

高校生の多読の注意点高校生からの多読は必ず注意しなければいけない点がありますそれは「どうしても高いレベルからのスタートになりがち」ということ英語をしっかりお勉強してきたタイプは本当に要注意です😅やはりこの生徒さんもそんな中のひとりです最初からYL0.5だの0.8だの「わかるわかる」と読み進めてしまっていました彼は教室に4月から入会しましたが「頑張って読もう!」という気持ちが空回りしてどうしても高いものを選びがちになっていたのです「素直にアドバイスを聞いた」結果「ちゃんと低いものからスタートしないと多読が成功しない」と伝えてYL0.3以下をきちんと読むようアドバイスをしましたそして11月になった今、読了数が10万語に達しました!!「今のYLは?」と聞いたら「YL0.3ぐらい」「もう10万語を達成しているんだからYL0.5ぐらいまで上げて読んでみましょうかYL0.6を読む時は相談してね」とアドバイス彼は「はい!」と言って席に戻って多読をスタート♪ちょっとずつこんな感じでレベルを上げていくと多読は成功します彼は頭のいい子だったので無理をしてYLを上げがちになってしまうだろうな、と踏んで、当初...
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自分のYLがどれぐらいかを調べる方法はあるの?

自分のYLを知るには?長く多読を続けていると、自分はYL1.4なら英文を英語のまま読めるけれどYL1.8になると日本語に翻訳してしまっているなあ、、、とかが感覚で分かりますでも、まだ多読を始めて日が浅かったり、これから多読を本格的にやるぞ!という人は自分のYLがどれほどなのかよく分かりません迷った時は「自分のレベルをぐっと下げて読む!」というのが鉄則なのですが、それだって、「ぐっと下げて」ってどれぐらい??と疑問に思うかもしれませんよねその時は、3つを実践してみてください♪レベルチェックの方法1未知単語を数える2音読してみる3音源を聞く未知単語を数える未知単語を数えて、1ページに5%知らない単語が出てくるなら、それは「レベルが高すぎ」ますせいぜい、1ページに2-3%の未知単語に留めてください音読してみるつっかえないで、1ページ、意味を理解しながらスラスラ読めるなら、そのレベルがあなたの適正YLでしょう音読できない単語が結構あったり、音読してると意味がわからなくなる(声を出すことに精一杯)なら「レベルが高すぎ」ます音源を聞いてみる本を見ないで音源を聞いてください8割以上スッと頭に入ってき...