映画

ブログ

【好きだけでは伸びない?──理解できる英語を積み重ねる意味】

「ハリーポッターが大好きで、映画を字幕なしで観ています!」そんなふうに話してくれる中学生の生徒が、今までも何人かいました。セリフをすらすらと言えるほど作品が好きで、繰り返し何度も観ている。その熱量には素直に感心します。私自身も、好きなものに夢中になれる生徒を見るのは嬉しいものです。でもあるとき、その子たちに中学英語レベルのディクテーションをしてもらうと、ミスが非常に多いことに気づきます。聞き取れないだけでなく、書き取った内容を見ると、英語の意味そのものが理解できていないことが多いのです。「知ってる」と「わかっている」は違う映画を何度も観てストーリーを覚えている。セリフも言える。でも、それは「意味がわかっている」のではなく、音の記憶に過ぎない場合があるのです。たとえば、"You have to be careful, Harry." というセリフを言えたとしても、それがなぜ "have to" なのか、どうして "careful" という単語が使われるのかを理解していなければ、それはただの音まねにすぎません。つまり、「好きで知っていること」と「言語として理解できていること」は、まったく別...
YL7以上

YL7〜 A Kiss Before Dying 72,358語

タイトル:A Kiss Before DyingYL:7〜語数:72,358語ページ数:275pレベル:英検準1ギリギリだときついですペーパーバック(音声:Audible)金持ちの女性のお金を狙った青年が、あの手この手で金持ちにのし上がろうと画策します「死の接吻」映画のトレーラーよりYL一覧にもどる