準1級

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文法が定着しない子どもたちへ ― 問題は「理解力」ではなく「学ぶ姿勢」

文法が微妙文法が苦手な生徒は、昔から今も、そしてきっとこれからも存在します。興味深いのは、そうした生徒の多くが「真面目で、英語が得意」と思われていることです。リスニングや語彙力が高く、テストでもある程度の点数が取れてしまう。英語を話すこともできる。だから周囲からは「英語ができる子」と見なされがちです。けれど、いざ文章を書かせたり、英語で話してもらうと、文法力の弱さがあらわになります。そして「超」高得点にはなかなか届かない。細かいミスを自覚しないまま、少しずつ失点しているからです。私はこの現象に長年悩んできました。「多読のせいなのか?」と考えたこともありますが、それは違いました。外部から来た塾通いの生徒たちも同様に、文法が崩れている。むしろ、多読をしていない生徒の方がさらに厳しい状況でした。そしてようやく得た結論があります。それは——「流してしまう意識」が原因だったのです。「文法は後回し」という癖英語が得意と自他共に思っているけど、実は文法が苦手な生徒の多くには、「文法を後回しにする」癖がついています。それでもある程度点が取れるため、間違ったまま定着してしまうのです。そして多くの場合、彼...
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英検準1級の1次試験リーディングで満点!!

英検準1級の1次試験でリーディング満点が出ました!🎉🎉今までリスニング満点ライティング満点スピーキング満点という生徒はちらほらいたんですが、この高いレベルの試験でのリーディング満点というのは初でした!🥳この生徒さんは小6でご入会されました当時はアルファベットも微妙で(w)「英語初めて習います!」という状態入会当初から多読&宿題をコツコツとこなしてきました今は、高3の大学受験生で夏休み中は受験勉強中で大忙しでしたそれでも「忙しい」なんて一言も文句を言わず、合間を縫って多読をし、コツコツと30万語を2ヶ月で読んでくれました多読マラソンが終わった時は「今年の多読マラソンが一番楽しかった」というコメントさえくれました💕多読が、きっと辛い受験勉強のオアシスみたいな役割を果たしてくれたのでしょうもちろん、夏が終わった今でも日常的に多読をし、ペースを保って読み続けてくれています😊本人曰く「ライティングで失敗した」そうですが、リーディングがしっかりカバーしていますすでに3技能での合計を1950点を超えているので合格すれば(合格基準が512点ですから)目標としていた2450点を超えることになります💕もち...