自然な英語

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I am fun? それとも It is fun? 英語の形容詞の深い世界

先日、小学生の生徒が英作文を送ってきてくれました。とても頑張って書いてくれて、意味は分かったのですが、形容詞の使い方に苦労していたので今日はそのお話をします。人に使う形容詞とそうではない形容詞英語の形容詞には 人に使える形容詞と そうではない形容詞が存在します。たとえば、It was a good day.(良い一日だった)は自然なのに、It was a happy day.は、日常的な英語ではほとんど使われません。理由は簡単で、happy は 人の感情に使う形容詞だからです。「日」が「幸せになる」わけではなく、「幸せなのは人間」のほうだからです。意味は通じますが、自然な形にすると、I got a shot at the clinic. It hurt. It wasn't a good day. ぐらいでしょう。では、どう言えばいい?英語ではこのように言います。I was happy today.(今日は幸せだった)I felt happy all day.(一日中、幸せだった)つまり、「誰が幸せだったか」を明確にする必要があるのです。同じように、「I am fun.」とは言わない多...
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日本語で考えた英語が「不自然」になってしまう理由と、その回避法

日本語で考えた英語英語を教えていると、生徒が言ったり書いたりする「英語が不自然」と思うことがよくあります。意味は通じても、「英語っぽくない」と感じられることがあるんです。どうしてそんなことが起きるのか、そしてどうしたら自然な英語を話せるようになるのか、考えてみましょう。なぜ日本語で考えた英語が不自然になるのか?英語と日本語の考え方の違い日本語は「文脈で分かることは省略する」ことが多い言葉です。でも、英語は「すべてをしっかり説明する」必要があります。この違いが、不自然に感じられる原因になることがあります。先日、私の母から以下の文を訳して欲しいと依頼されました「この度はご愁傷様です。お一人になられて寂しいことと思います。」→英語(直訳): "I'm sorry for your loss. I think you must feel lonely now that you are alone."英語では「お一人になられて寂しい」という部分が、相手の気持ちを勝手に決めつけているように聞こえてしまい、丁寧さが足りないと思われることがあります。文化の違い英語圏では、感情やプライバシーに対して慎重...