多読を英検取得のために利用しない方がいいわけ
うちの教室のお子さんの英検取得率はとても高いです 高校生で準一級を持っていても珍しくないし、 中学から準一級にチャレンジする子もいます でも英検のために多読をする(つまり、英検の勉強をほとんどせずに多読のみにする)、 というのはおすすめしません ゴールが違いすぎるからです 多読を英検に結びつける場合は、「英検(素材)で多読」をされた方がいいでしょう そうではなく通常の多読の場合、 多読のゴールは 「楽しく夢中でどんどん読みたくなる」というものです つまり、読みたいというパワーを育てること 英検のゴールは 「高い級を取る」ということです つまり、自分が満足できる称号を得ること 今は亡き松本道弘さんのお言葉で言うと 多読には「磁石」のパワーが必要です うちに秘めた自分のパワーで 「ああ読み終わっちゃった。さあ、次の本を読もう!」 という気持ちを育てるのが最優先です 文字を追って読むのではなく、心から楽しめる本を探していく必要があります 一方、英検は 「電池」みたいなパワーです フルパワーになったら充電しなくてはいけない 3級を取ってその時は喜ぶけど、 すぐ準2級にチャレンジしないと、と自分...