多読

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【i+1理論と多読:矛盾するの?補い合うの?】

インプット仮説 i+1理論英語習得について調べていると、よく目にするのが「i+1が大事!」「理解可能なインプットを!」という言葉。でも一方で、英語教育に関わっていると出会うのが「多読」。多読は「簡単なものを大量に読む」のが基本。となると、こう疑問に思いませんか?「え、i+0(簡単すぎ)では成長しないんじゃなかったの?」「多読とi+1って矛盾してないの?」今日はその疑問について、私なりの視点でまとめてみたいと思います。 i+1理論とは?言語習得の理論で有名なスティーブン・クラッシェン博士が提唱したのが「i+1」という考え方。 i = 今の自分のレベル+1 = ちょっとだけ難しい部分(まだ知らないけど推測できる範囲)この「+1」があるからこそ、人は言語を自然に伸ばしていける。これが「理解可能なインプット(Comprehensible Input)」という理論です。難しすぎても理解できないし、簡単すぎても成長しない。英語も筋トレと同じで、ちょいキツが一番効くというわけです。多読は「i+0」?一方、多読(Extensive Reading)の基本ルールは:9割以上わかるやさしい本を選ぶ辞書を使...
YL0.1-0.5

YL0.4-0.6 Early Reader(かなり易しめ)

Cafe At The Edge Of The Moon題名: Cafe At The Edge Of The Moon著者: Francesca Simon出版社: Orion Children'sYL: 0.5語数: 400概要Janeyは、両親に「あれしなさい」「これしなさい」と言われ続けてうんざり。そこで思い切って、月の縁にあるカフェ—「Cafe at the Edge of the Moon」へ行くことにします。そこでは…お菓子を先に食べたり水たまりでぴちゃぴちゃ遊んだりモンスターと競争したり彼女が「好きなことを思い切りする日々」が始まります。自由でワクワク、でもふと思い出すのはいつもの生活。最後には、「やっぱり大切なのは家族との時間」という気持ちになる、という冒険と発見のストーリーです。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d)...
YL0.1-0.5

YL0.5 Ghost Cat 読み聞かせにぴったり

題名:Ghost Cat著者: Kevan Atteberry出版社: Neal Porter BooksYL: 0.5語数: 200概要『Ghost Cat』は、大好きだった猫を亡くした男の子が、「ゴーストキャット(おばけねこ)」の気配を感じるというお話です。どこからか音がしたり、ふと影がよぎったり、ふんわりと毛が触れるような感覚があったりして──まるで猫がまだそばにいてくれているように思えるのです。この絵本は、死別の悲しみや、大切な存在を失った後も続いていく愛と記憶を、静かに、やさしく描いています。子どもにも安心感を与えてくれる、心に寄り添う一冊です。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?...
YL2(2.0-2.9)

YL2.4 〜 Penguin Readers 2

Boy In The Tower 題名: Boy In The Tower 著者 : Polly Ho-Yen出版社: PenguinYL: 2.4-2.6語数: 4,943概要Adeはロンドンのビルに住んでいました。ある日、周りのビルが夜に次々と倒れてしまうのです。そして、次は人が襲われ次々と亡くなってしまいます。Adeは道路には奇妙な植物が生えていることに気づくのです。自分たちのビルが倒れないようにどうすべきなのか。。。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"Penguin Readers Level 2: Boy...
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易しい英語ニュースで「使える英語力」を育てよう

英語ニュースで「使える英語力」を育てる英語を学ぶうえで、ニュースは「語彙・文法・読解・リスニング・スピーキング」のすべてをバランスよく伸ばせる最高の教材です。ここでは、英語学習者向けに作られたおすすめの英語ニュースサイト6選をご紹介します。どれも無料で使え、授業・自学自習・宿題に最適です!News in Levels3つのレベルで同じニュースを読み比べられる、英語初級〜中級者に最適なサイトです。ニュースは短く、語彙も平易。リスニング音声もついており、英検準2級〜2級レベルの生徒に特におすすめです。News in Levels特徴:レベル別記事(Level 1〜3)で徐々にレベルアップ可能毎日更新、旬のニュースに触れられる音声付きで、読む+聞くの両方に対応Breaking News English中上級者向けのニュース教材サイトで、記事ごとに語彙・文法・読解・ディスカッションなどのアクティビティが豊富に用意されています。授業で配布するプリント教材を作るのにも便利です。Breaking News English特徴:使いやすいワークシート(PDF/Word)あり音声が複数速度で用意されてい...
YL0.6-0.9

YL0.9 – 2.1 Life in the Wildシリーズ

Big Bear Hug題名: Big Bear Hug (Life in the Wild, 1)著者: Nicholas Oldland 出版社: Kids Can PressYL: 0.9-1.1語数: 330概要森の中に、とても大きくて、とても優しいクマがいました。このクマは、なんでもハグしてしまうほど愛にあふれているのです。動物たちをハグし、鳥をハグし、そして特に木が大好きで、木をハグするのがいちばんのお気に入りです。ある日、クマは森の中で、斧を持った男の人に出会います。その人は、森の一番美しい木を切ろうとしていたのです。クマは怒ります――でもそのとき、彼は自分が本当にしたいことを思い出します。怒りにまかせて攻撃する代わりに、クマがしたのは……大きなハグでした。この物語は、「怒り」や「破壊」に対して、やさしさと愛情で向き合うことの大切さを伝えています。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scr...
YL3(3.0-3.9)

YL3.0 – Penguin Readers 3

The Secret Diary of Adrian Mole Aged 13 ¾題名: The Secret Diary of Adrian Mole Aged 13 ¾著者: Sue Townsend出版社: Penguin Books LtdYL: 3.0-3.2語数: 8,584概要エイドリアン・モールは13歳と3/4のイギリスの少年。彼は「インテリになりたい」と思っていて、毎日日記を書いています。彼の日記には、学校での出来事や、親のケンカ、クラスメートとの関係、初恋の女の子パンドラへの思い、などがリアルに書かれています。エイドリアンの家は問題を抱えていて、お母さんが家を出てしまったり、お父さんが仕事を失ったりと、家族の中もバタバタ。でも、そんな中でもエイドリアンは、自分なりに一生懸命考え、悩みながら成長していきます。思春期の悩みやユーモア、家族や恋愛、友情など、ティーンエイジャーの等身大の姿が日記の形で描かれた物語です。教材としてのポイント日記形式なので、「一人称の語り」「現在・過去形の自然な使い分け」が学べますユーモアが多く、生徒が飽きずに読み進めやすい中学〜高校レベルの語...
YL0.6-0.9

YL0.6- Early Reader シリーズ

Micky's Magic Pencil題名: Micky's Magic Pencil著者: Vivian Frenchイラスト:Sarah Jennings出版社: Orion Children's BooksYL: 0.6-0.8語数: 1,100要約ミッキーは、おばあちゃんから赤・黄・青・緑に輝く魔法の鉛筆をもらいます。彼はその鉛筆を学校に持って行き、友達に見せびらかします。友達は皆、その魔法の力を試したくてたまりません。ミッキーは自分だけでなく、友達にもその鉛筆を貸してあげます。すると、友達はそれぞれ、今までできなかったことができるようになります。言い回し:have a proper look「Everybody have a proper look!(みんな、ちゃんと探して!)」これはイギリス英語らしい表現です。アメリカ英語だったら「Please look everywhere」や「Check all around」と言うところでしょうか。でもイギリス英語では “have a proper look”。ただ「見る」じゃなくて、「ちゃんと注意深く見るんだよ」「心を込めて確認し...
YL0.6-0.9

YL0.8 Pizza and Taco マンガシリーズ

このシリーズは、作家でイラストレーターのスティーブン・シャスカン(Stephen Shaskan)によって制作された、子ども向けのユーモアあふれるグラフィックノベルです。主人公は、親友同士のピザとタコスで、彼らが繰り広げるさまざまな冒険や、時には競争や想像力豊かなシナリオが描かれています。Who is the Best?題名: Pizza and Taco: Who's the Best?著者: Stephen Shaskan出版社: Random House GraphicYL: 0.8-1.0語数: 850要約ピザとタコはとても仲の良い友だちで、お互いを褒め合って楽しく過ごしています。ところが、「誰がいちばん(the best)か?」という話になると、それぞれが「自分こそが一番だ」と主張し始めます。ふたりは投票をしたり、いろいろな勝負をしたりして競い合いますが、結局どちらが一番かは決まりません。文法ポイントYou are supposed to ...(〜することになっている)→ 抽象的・中学後半レベルWe can't both be ...(私たち両方が〜ということはできない)→...
YL3(3.0-3.9)

YL3.5 Who HQ:Where Is ?シリーズ

Where Is Stonehenge?題名: Where Is Stonehenge?著者: True Kelleyイラスト:John Hinderliter出版社: Penguin Workshop価格:約1,200円YL: 3.5-4.0語数: 7,700概要イギリス南部のソールズベリー平原に位置するストーンヘンジについて、子どもたちにもわかりやすく解説したノンフィクションです。ストーンヘンジがどこにあるのかという問いから始まり、その目的や建設方法、使用された石の運搬方法など、さまざまな謎について紹介しています。また、古代の人々がどのようにしてこの巨大な石の構造物を築いたのか、最新の考古学的な発見や理論も取り上げられています。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn...