
英作文を添削して感じること:英語力だけではダメ!
「きれいな英語」では伝わらない理由英作文を添削していると、毎回改めて痛感することがあります。それは、普段から意見を表現する習慣がない生徒ほど、英語が表面的になりやすいということです。彼らの英語は、一見するととてもきれいです。難しい単語を使いこなし、文法もそこそこ正確。しかし、読み進めると、中身が驚くほど薄いことに気づきます。ビッグワードは並んでいる。でも「格好良い英語」では届かない例えば、「自分の趣味がなぜ大切か」というライティング課題を出すと、よく見かけるのが以下のような表現です。健康に良い →good for health将来に役立つ →useful for the future環境に良い →good for the environment種類が多い →it comes in many types確かに、こうしたビッグワードは聞こえが良く、英語としてもきれいです。しかし、そこに具体的な説明や個人的な結びつきがなければ、文章は空虚に映ります。たとえば、どのように健康に良いのか?将来どんなふうに役立つのか?具体的にどんな種類があるのか?こうした問いに答える具体性がなければ、英語圏では「...