Very, Really, Soはアカデミックライティングでは使えない
普段「とても○○」と強調したいときに「very」を使うことはよくありますよね。しかし、アカデミックライティングの世界では「very」「really」「so」といった単語は避けるべきとされています。その理由は、こうした単語が曖昧で、文の説得力を弱めてしまうからです。学術的な文章では、正確さや専門性、そして明確さが重要視されます。なぜ「very」や「really」を避けるべきか?学術的な文脈では、これらの単語は「空の強調表現(empty intensifiers)」とされます。感情的な強調にはなりますが、具体的な意味が不足しています。例えば、「very important」と書くと強い印象を与えるように思えますが、「crucial(極めて重要)」や「essential(不可欠)」という表現の方が、より明確で具体的な意味を伝えます。この精確さこそが、研究結果や主張を伝える際に不可欠なのです。強調表現の代替案具体的な代替案を見ていきましょう:Very angry → Furious(激怒した)Very important → Crucial, Essential(極めて重要な、不可欠な)Ver...