生徒達との日々や講師の日常を記していきます
Dominoes Readers シリーズ1
Dominoes 1 オックスフォード大学出版局の「Dominoes」シリーズは、英語学習者向けにレベル分けされたグレイディッド・リーダーです。 このシリーズは、古典から現代作品まで多様な物語をフルカラーのイラストとともに提供し、読者の興味を引きつけます。 主な特徴: レベル構成: Quick Starter(見出し語:250語)からレベル3(見出し語:1,000語)までの5段階があり、初心者から中級者まで対応しています。 フルカラーイラスト:各ページに美しいイラストが配置され、視覚的な理解をサポートします。 アクティビティと文法演習:各書籍には、読解力と語彙力を強化するためのアクティビティや文法演習が含まれています。 オーディオサポート:ネイティブスピーカーによる朗読音声が提供されており、リスニングスキルの向上にも役立ちます。 このシリーズは、英語学習者が楽しみながら読解力を高めるのに最適です。 多読や精読の教材としても広く活用されています。 Mystery in Muscat 題名: Mystery in Muscat Pack著者 : Julie Till出版社: Oxford ...
「帰国子女って楽でしょ?」と聞かれても。。。実はサバイバルです
最近、帰国子女の生徒さんがまた一人入会しました。 これがきっかけで、私自身も帰国子女だった頃の苦労を思い出し、 同じような境遇にいる方々に共感を伝えたいと思い、この記事を書きました。 帰国子女への誤解:「英語ができていいね!」 「帰国子女」と聞くと、多くの方が「英語ができて羨ましい」「発音がきれいでいいね」とポジティブに捉えがちです。 でも、現実には「英語を身につけた」帰国子女というレッテルが、時に負担にさえなるのです。 例えば、私もアメリカに住んでいた時期がありますが、その時に「英語が好き!」なんて思ったことは一度もありません。 アメリカ生活はまさにサバイバル。 現地の学校に通うことは、優雅に英語を話す日常とはほど遠いものでした。 友達(そもそも「友達」というほど話せない😅)や先生と過ごす中で、自分の日本人らしさや日本語のアイデンティティが薄れていく不安と常に向き合っていたように思います。 帰国してからは「帰国子女なんだから英語は当然できるでしょ?」と周囲からの期待が大きくのしかかります。 できなければ「帰国子女なのに?」 英検に受かったり、発音が良いと「帰国子女だから当たり前だよね...
YL1.5〜 Binky the Space Cat シリーズ
『Binky the Space Cat』シリーズは、アシュリー・スピアーズ(Ashley Spires)による子ども向けのコミックシリーズです。 このシリーズは、宇宙冒険を夢見るネコ、ビンキーが主人公です。 ビンキーは「F.U.R.S.T.」(Felines of the Universe Ready for Space Travel)という秘密組織に所属し、宇宙(実際には自分の家と庭ですが)を守る使命に燃えています。 シリーズの主な内容は、ビンキーが「バグ」と呼ばれる敵(実はただの虫)や「宇宙の謎」(実は普通の家庭内の出来事)に立ち向かいながら、宇宙探検家としての役割を果たそうと奮闘する様子です。 Binky the Space Cat 題名: Binky the Space Cat著者 : Ashley Spires出版社: Kids Can PressYL: 1.5-2.0語数: 1,293 家の中に住む猫ビンキーは自分を宇宙探検家だと思い込んでいて、 外の世界を宇宙と見なしています。 ビンキーは虫をエイリアンと考え、家族を守るために戦います。 宇宙船を作り、外に出て未知の...
The Little Old Lady Who Was Not Afraid Of Anything
題名: The Little Old Lady Who Was Not Afraid of Anything著者 : Linda Williamsイラスト:Megan Lloyd出版社: HarperCollinsYL: 1.0−1.6語数: 716 大きなパンプキンがおばあさんの後ろについて行っているような表紙が魅力的です🎵 ある日、怖いもの知らずのおばあさんが森の中を歩いていました。 夕方になると、彼女の前に次々と不思議な物体が現れます。 まず、カタカタ音を立てる茶色いブーツが登場し、その後も揺れるズボンやフワフワとしたシャツなど、さまざまな服がひとつずつおばあさんを追いかけてきます。 物たちはどんどん増え、最終的にはおばあさんの後ろに「怖い」ものたちが集まりますが、おばあさんは冷静に対応します。 そして家に戻ると、追いかけてきた物たちに対して、おばあさんは驚くべきアイデアを提案します。 それは、彼らがみんなでカカシになるということでした。 こうして不思議な物たちは満足して、畑の中でカカシとして過ごすことになります。 この物語は、繰り返しのリズムとユーモアがたっぷりで、読み手も聞き...
英語 漫画 無料 ハロウィーンぽい漫画を書いてみました
Who's That? ハロウィンの時期なので、ちょっと怪しい漫画を書いてみました! 日本語訳 パネル 1 キャンディコーン1:「ねえ、あそこにいるの何だろう?」キャンディコーン2:「わからない…怪しそう。」 パネル 2 キャンディコーン1:「話しかけてみようか?」キャンディコーン2:「正気?」 パネル 3 キャンディコーン1:「でも…あんまり危険そうには見えないよ。試してみよう。」キャンディコーン2:「いいけど、気をつけて。」 パネル 4 キャンディコーン1:「こんにちは!君は誰?」黒いキャラクター:「俺はバッド(悪者)だ。」 パネル 5 キャンディコーン1:「えっ?」キャンディコーン2:「ああ、君の名前はバッドなんだ。」 パネル 6 キャンディコーン1:「聞いた?やっぱり悪いやつだって言ったでしょ!」 パネル 7 キャンディコーン2:「え?君、彼は無害だって言ったじゃん!」黒いキャラクター:「……」 パネル 8 キャンディコーン1:「いや、言ってないよ!」キャンディコーン2:「言ったよ!」 パネル 9 黒いキャラクター:「Zzzz…」キャンディコーンたち:「……」 単語説明 Sus...
英語多読 YL2.5 The Courage of Sarah Noble
題名: The Courage of Sarah Noble著者 : Alice Dalglieshイラスト:Leonard Weisgard出版社: AladdinYL: 2.5語数: 6667 ニューベリー受賞作品 8歳のサラが父親と共に新しい土地へ旅をします。 サラは、新しい家を建てるための土地に到着するまでの道中、インディアンや自然の脅威に直面します。 勇気を持つことの大切さを学びながら、サラは父の助けを得て不安を乗り越えていきます。 現地のインディアンの子どもたちと友情を築くことで、サラは新しい環境に順応していきます。 最終的に、サラの成長と勇気が周りの人々に良い影響を与え、新しい生活を迎える準備が整います。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmst...
スタディチェーンからインタビューを受けました!
【スタディチェーンで取材記事が掲載されました】 HUSTAR株式会社メディア(LINEヤフー(旧Zホールディングス)の関連会社)が教育・塾情報に特化した教育系メディア「スタディチェーン」にて「英語コーチング」の特集記事を企画ということで当教室が選ばれ、光栄なことに、インタビューを受けました。 いつもだったら速攻断るんですが(笑)費用がかからなということで受けることにしました。 インタビューをしてくださった担当の方のお話の持って行き方がとても上手で、非常に話しやすかったです。 インタビュー記事URLはこちら インタビュー内容↓ Apple Talkの独自性:「多読」を中心とした革新的な英語教育 ー Apple Talkのサービス概要や対象について教えていただけますか? 蔦澤 亜希代表:Apple Talkは、小学生から大人まで幅広い年齢層を対象としたコースを用意しています。2022年頃からオンラインでの指導も始めましたが、それまでは主に対面での指導を行ってきました。 当塾の特徴は、「多読」を中心とした指導方法です。「多読」とは、一切日本語を介さずに英語を英語のまま処理する能力(英語脳)を...
多読 YL1.5 Frog and Toad series
作者とシリーズ紹介 アーノルド・ローベルはアメリカの児童文学作家で、特に「Frog and Toad」シリーズで知られています。 このシリーズはカエルくんとガマくんの温かい友情を描き、友情や共感、助け合いのテーマが中心となっています。 「Frog and Toad Are Friends」をはじめとするシリーズは、子どもたちに大切な価値観を伝える優れた絵本シリーズとして広く評価されています。 Frog and Toadシリーズ Frog and Toad are Friends 題名:Frog and Toad Are Friends 著者 : Arnold Lobel 出版社: HarperCollins YL: 1.5 語数: 1700 コールデコット賞受賞 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,documen...
「ゆるゆるウフ時間」第2巻を10月に出版しました
「ゆるゆるウフ時間2」出版しました 2冊目のシリーズを発売しました! 【このブログは教室で出版した本についてです】 おかげさまで、2冊目のシリーズを無事に出版することができました! 今回は、前回同様の日常の物語に加え、昔話をモチーフにしたり、マザーグースや不思議なランプのお話を組み込んだりして、少し異なるテイストを加えています。 前作同様、中学英語で読める内容で、YL1を超えないレベルに仕上げていますので、 英語学習者の方々にとっても安心して読んでいただけると思います。 さらに今回は、バイリンガル版として、日本語でも楽しめるようにしました。 語彙の説明を減らし、物語そのものを楽しんでいただけるよう工夫しています。 前回よりもさらに読みやすく、英語と日本語両方の世界に触れられる内容になっています。 こちら↓(amazonのみ対応) (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,...
snoopy展で英語ができることの素晴らしさを感じた瞬間
【この記事は娘が体験したので、彼女が書いています】 昨日、東京にあるスヌーピー展を訪れました。この展示会は、スヌーピーの作者の足跡をたどり、漫画が壁一面に描かれている、ファンには夢のような空間です。 展示されたスヌーピーの漫画はすべて英語で書かれており、各ページの端には日本語訳が添えられています。私は一つ一つの漫画を読み進めながら楽しんでいましたが、夫や他の来場者は私よりも明らかにゆっくりと進んでいるようでした。 当初は「みんな丁寧に読みたいのかな」と思っていましたが、展示を見終わった後で夫と話していると、「絵を見て、日本語訳を確認して、また絵を見るという手順を踏まなければならず、地元の文化がよくわからないため、ギャグも理解しづらかった」と言われました。 その時、周りの人たちのペースや夫の漫画に対する反応の薄さが理解できました。 スヌーピーの魅力は、きっとそこにいた全員が感じ取っていることでしょう。 しかし、スヌーピーの漫画に込められた文化的背景を完全に理解している人は実は少ないのかもしれません。これは、言語だけでなく、それを取り巻く文化や歴史にも精通していなければ、本当の意味での理解...