生徒達との日々や講師の日常を記していきます

YL2.4 – Penguin Readers 3
The Secret Diary of Adrian Mole Aged 13 ¾題名: The Secret Diary of Adrian Mole Aged 13 ¾著者: Sue Townsend出版社: Penguin Books LtdYL: 2.4-2.8語数: 8,584概要エイドリアン・モールは13歳と3/4のイギリスの少年。彼は「インテリになりたい」と思っていて、毎日日記を書いています。彼の日記には、学校での出来事や、親のケンカ、クラスメートとの関係、初恋の女の子パンドラへの思い、などがリアルに書かれています。エイドリアンの家は問題を抱えていて、お母さんが家を出てしまったり、お父さんが仕事を失ったりと、家族の中もバタバタ。でも、そんな中でもエイドリアンは、自分なりに一生懸命考え、悩みながら成長していきます。思春期の悩みやユーモア、家族や恋愛、友情など、ティーンエイジャーの等身大の姿が日記の形で描かれた物語です。教材としてのポイント日記形式なので、「一人称の語り」「現在・過去形の自然な使い分け」が学べますユーモアが多く、生徒が飽きずに読み進めやすい中学〜高校レベルの語...

YL0.6- Early Reader シリーズ
Micky's Magic Pencil題名: Micky's Magic Pencil著者: Vivian Frenchイラスト:Sarah Jennings出版社: Orion Children's BooksYL: 0.6-0.8語数: 1,100要約ミッキーは、おばあちゃんから赤・黄・青・緑に輝く魔法の鉛筆をもらいます。彼はその鉛筆を学校に持って行き、友達に見せびらかします。友達は皆、その魔法の力を試したくてたまりません。ミッキーは自分だけでなく、友達にもその鉛筆を貸してあげます。すると、友達はそれぞれ、今までできなかったことができるようになります。言い回し:have a proper look「Everybody have a proper look!(みんな、ちゃんと探して!)」これはイギリス英語らしい表現です。アメリカ英語だったら「Please look everywhere」や「Check all around」と言うところでしょうか。でもイギリス英語では “have a proper look”。ただ「見る」じゃなくて、「ちゃんと注意深く見るんだよ」「心を込めて確認し...

YL0.8 Pizza and Taco マンガシリーズ
このシリーズは、作家でイラストレーターのスティーブン・シャスカン(Stephen Shaskan)によって制作された、子ども向けのユーモアあふれるグラフィックノベルです。主人公は、親友同士のピザとタコスで、彼らが繰り広げるさまざまな冒険や、時には競争や想像力豊かなシナリオが描かれています。Who is the Best?題名: Pizza and Taco: Who's the Best?著者: Stephen Shaskan出版社: Random House GraphicYL: 0.8-1.0語数: 850要約ピザとタコはとても仲の良い友だちで、お互いを褒め合って楽しく過ごしています。ところが、「誰がいちばん(the best)か?」という話になると、それぞれが「自分こそが一番だ」と主張し始めます。ふたりは投票をしたり、いろいろな勝負をしたりして競い合いますが、結局どちらが一番かは決まりません。文法ポイントYou are supposed to ...(〜することになっている)→ 抽象的・中学後半レベルWe can't both be ...(私たち両方が〜ということはできない)→...

音素認識(phonemic awareness)アクティビティ
音素認識(Phonemic Awareness)とは?英語の読み書き力を育てるうえで、最初に大切なのが「音を聞く力」です。Phonemic Awareness(音素認識)とは、「言葉を構成している音(=音素)に気づき、それを操作する力」のこと。文字は使わず、耳だけで英語の音を感じ取る練習です。この力が育つことで、フォニックス(文字と音の関係)やリーディングがぐんと楽になります。↓44の音素の動画です音素認識のレベル別ステージ🔰 初級(Pre-A1〜)できること:音を分ける(Segmenting)、つなげる(Blending)育てる力:音の数を意識したり、単語の音をまねしたりする力目標:音素を「聞く力」を育てる🟡 中級(A1前後)できること:音を変える(Substitution)、削除・追加する(Deletion / Addition)育てる力:音を意識的に操作する力、短期記憶、柔軟な音処理力目標:音素操作を通じて、音の構造を理解する力を深める🔵 上級(A1後半〜A2)できること:音を複数同時に操作したり、音の順序を変える(逆再生)、複合的に推測する育てる力:音素記憶、注意力、メタ言語意...

YL3.5 Who HQ:Where Is ?
Where Is Stonehenge?題名: Where Is Stonehenge?著者: True Kelleyイラスト:John Hinderliter出版社: Penguin Workshop価格:約1,200円YL: 3.5-4.0語数: 27,000概要イギリス南部のソールズベリー平原に位置するストーンヘンジについて、子どもたちにもわかりやすく解説したノンフィクションです。ストーンヘンジがどこにあるのかという問いから始まり、その目的や建設方法、使用された石の運搬方法など、さまざまな謎について紹介しています。また、古代の人々がどのようにしてこの巨大な石の構造物を築いたのか、最新の考古学的な発見や理論も取り上げられています。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//d...

YL3.5 The Ghost Teacher
題名:The Ghost Teacher著者: Tony Bradman出版社: Transworld PubYL: 3.5-語数: 2238概要クラス3は手に負えない最悪のクラス。毎日騒ぎ放題で、先生の言うことなんて聞きません。でもある日、「ゴースト・ティーチャー(幽霊先生)」が突然現れます。彼女は子どもたちに、自分たちのふるまいがどれほどひどかったかを“映像”のように見せつけ、さらに、「これからどんなに怖い先生が来るかもしれないか」という未来の“可能性”を体験させます。それを見た子どもたちは、「今の先生 Miss Nicely が、どれだけやさしくて、素晴らしい先生だったのか」ということに初めて気づくのです。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic...

YL1.0 I Love You Already
I Love You Already! 題名: I Love You Already!著者: Jory Johnイラスト: Benji Davies出版社: HarperCollins価格:約2000円YL: 0.8-1.0語数: 407 I Love You Already! 概要くまのベアは、のんびり一人で過ごしたいと思っています。ところがアヒルのダックは、一緒に遊びたい気持ちでいっぱい!話したい、歩きたい、楽しいことがしたい——でもベアは、「君のことはもう好きなんだよ!」と言っても、ダックは「本当に?」と不安げ。正反対の性格のふたりが織りなす、すれ違いと再確認の友情の物語です。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardl...

YL0.3 I Can Read シリーズ:Ty’s Travels
題名:Ty's Travels: Zip, Zoom!著者: Kelly Starling Lyonsイラスト:Niña Mata出版社: HarperCollins価格:約1,500円YL: 0.3-語数: 312概要今日は新しいスクーターで公園を走る日!頭の中では、風を切って華麗に走る自分を想像していましたが……現実は、グラグラ、ふらふら。ついに転んでしまいます。家族が「がんばれ!」と応援してくれるけど、なかなかうまくいかず、泣きそうになって「もうやめようかな」と思ったその時——ひとりの女の子が優しく声をかけてくれます。彼女はタイに上手な乗り方を教えてくれ、タイもついにスクーターに乗れるようになります!「失敗しても、誰かの助けでまた挑戦できる」そんなやさしいメッセージが詰まった一冊です。タイトルのtravelsの意味“travel” は「旅行」ではない?基本的には「移動(journeys)」や「冒険・体験」の意味です。単数の travel は「旅行するという行為」「旅すること」などの抽象的な概念として使われることが多いです。 例:Travel broadens the mind.(...

英検準2級プラスの要約問題の取り組み方はこちら
25年度から英検準2級プラスがスタートします。今日は要約問題に挑戦してみましょう!課題文1More and more people drink coffee in the morning. Some make it at home, and others buy it at cafes before going to school or work.Coffee also helps people enjoy time with others. They often meet friends at cafes to talk, relax, or even work there.However, drinking too much coffee is not good for your health. It can make people feel nervous, cause stomach problems, or make it hard to sleep.準2級プラス 要約のやり方(3ステップ)各段落の大事な文(中心文)を見つける1段落に1文ずつ、「この段落で一番伝えたいことは何...

「健康にいいから」「成績が上がるから」は趣味ですか?
〜「hobby」って何だろう?〜「あなたの趣味について英語で書いてみましょう」そんな課題を出すと、こんな答えがよく返ってきます。「水泳です。健康にいいからです。」「絵を描くことです。成績がよくなるからです。」うーん…たしかに一見正しいように思えますよね。でも実は、「健康にいい」「成績が上がる」だけでは、英語で言うところのhobbyとはちょっと違うのです。Hobbyとは「好きでやっていること」hobbyは、ただ「役に立つこと」ではありません。英語でhobbyと言うとき、それは自分の意思で(誰に言われたわけでもなく)楽しくて(やると気持ちが満たされて)時間をかけてもやりたいと思えることそんな「自分の中から湧き上がる活動」を指します。Hobby に必要な3大要素要素内容備考① 自発性(voluntary)自分の意思でやっている義務ではない、強制ではない② 楽しさ(enjoyment)やっていて楽しい、心が満たされる苦しさだけの活動は趣味とは言わない③ 継続性(sustained interest)続けたいと思える一時的な勉強や義務ではなく、時間をかけたいと思うもの「それはなぜ趣味(hobby...