多読についてのコメント

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無料で楽しめる英語の読み物を提供しているサイト

*この記事は「子供向け英語多読&読み聞かせ情報のまとめ」に掲載されました。 生徒たちに英語を教える時なくてはならない教材が豊富に揃っている Twinkl会社さんはこちらです サイト紹介 英語を読めるようにするには大量の英語を読まなくてはいけません 好きな本を次々と買えれば理想ですが、お金がかかるので無料のサイトを利用しながら 読む量を増やしていくのも一つの手です 無料で読めるサイトをご紹介しますので興味があれば覗いてみてください ABCmouse サイト: ABCmouse 幼児から小学生向けの学習プラットフォーム 今リンクが切れてるようです BBC Learning English サイト: BBC Learning English 子供向けのコンテンツが充実 Children's Storybooks サイト:Children's Storybooks 収録数は多くないが、オリジナルストーリーが楽しい Freechildrenstories.com サイト: Freechildrenstories.com 幼児から中学生向けの良質な絵本が読める Free Kids Books サイ...
多読ブログ

高校卒業までにペーパーバックが読める人の特徴を考えてみました

長年多読を指導しているとペーパーバックを読めるようになる人と 読めるようにならない人の特徴が見えてきます 高3卒業までにペーパーバックが読めるようになる方はこのような特徴があります Wikipediaの説明によるとペーパーバックとは ペーパーバック(paperback)もしくはソフトカバー(softcover, softback)とは、安価な紙に印刷され、ハードカバーの様に皮や布や厚紙による表紙を用いていない形態の本のことである。並製本(なみせいほん)、仮製本、ペーパーカバーともいう。 特徴 1. 英語多読を勉強ではなく楽しみとして捉えている 2. 英語の成績や模試の結果をあまり気にしない 3. 難しすぎる本や簡単すぎる本を選ばない 4. 語数をあまり気にしない 5. 文法や語彙は別物としてちゃんと勉強している 6. 定期的に多読時間をある程度確保している 7. 一日何分と自分に課題を課すのではなく「読みたい本」「チャレンジしたい本」が常にある 8. 好きなシリーズがあって繰り返し読むが、新しい本にも挑戦している 9. レベル分けされた本が好きではない 多読は勉強ではない 英語多読を勉...
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多読と精読の違いは?どちらを優先して行うべき?

Readingというと以前は「精読」のことでした 今は「多読」の認知度が高くなって来ましたが、この「精読」と「多読」の2つを紹介していきます 自分の勉強に上手く取り入れてみてください 精読と多読 精読と多読は真逆の勉強方法です 精読 「質」を高めていく勉強法です 単語、文法、構文、意味、ニュアンス、1語1語に焦点を当てて理解します 分からないところがなくなるまで分解し、分析していきます 母語を使っての解説を聞いたり読んだりすることが多いので読み間違いがなくなります 一般的な大学受験の勉強法です 多読 量をこなしてスピードを重視する勉強法です 1語1語ではなく全体を捉えていきます 単語も文法も「なんとなく」理解し、それを反復していくと自然に英語を理解できるようになります このリーディング方法は母語を介さないので英語を英語の語順のまま取り入れることができ、 その結果リーディングのスピードがかなり上がります ただ、自分のレベルより落として大量に読む必要があります 精読&多読のメリット 精読のメリット 新出単語を覚えられる 文法や構文を学ぶので、英文の内容をしっかり把握できる 読み間違うことな...
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すでに100万語に達成し、多読歴2-3年以上の中高生へ

中学から数えて多読歴3年以上の人へ 多読を中学以降2-3年以上してきて、まだYLにこだわっている人はいますか? もし、YLで本を選んでいるのであれば、そろそろYLの呪縛から逃れましょう 高1の生徒に「自分のYLがよく分からない」と言ってくる子がいます ほとんどの生徒は自分がどのレベルを読めるのかを把握していますが、 この子だけは自分のYLがよくわかっていません 一見すると問題児のように見えますが、実はそうではないのです 多読をしていると、どうしても語数とかYLにこだわってしまい、 「自分は今YL0.8だからそれ以上のものは読めない」とか「読める」とか数字で測ってしまうんですね でも、このようにざっくりと読む子は 本当に読書を楽しんでいる子が多く、「読めるものを読む」という基本中の基本を実施できています 自分がこの本なら読める、とか読めない、とかを肌で感じることができるようになります 数字というのは良くも悪くも人を縛ってしまいます 保護者の方も本を借りるとき、自分の子はYL0.5だから、これ! とお子さんの本を選んでしまう傾向が出てしまいます(だから保護者の方が代わりに借りるのはダメなの...
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多鑑をしてイメージを掴む訓練をしていきましょう

多鑑 2月から「多鑑」を取り入れてみました! 2023年から小中学生のクラスではイメージを掴むために多読以外の活動を取り入れました 多読&多聴だけだとどうしてもイメージを掴むのが難しいからです 英語&日本語の字幕を出さずに、動画をたくさん観る「多鑑」でカバーしていきいましょう これも多読と同様、「易しいドラマ」からスタートします 「全部わかる」必要はありません 動画の映像、音、雰囲気などから 登場人物の動き、気持ち、場面、音楽、を使いましょう このように英語の「音」と「絵」に大量に触れ、 生き生きとした英語に触れていくうちに、 徐々にわかるようになっていきます 字幕なしで映画を見るには? よく「字幕なしで映画を見られるようになりたい」という人がいますが、 実際にそのように楽しめるにはどうすれば良いかわかりますか? いっぱい問題集を解いたり、音読したり、、、じゃないですよ?? 当たり前ですが、字幕なしで映画を見るには、字幕なしで映画を見る訓練をする必要があります(当たり前ですね😅) でも、闇雲に映画を見ても分からず嫌になってしまいますから、 多読同様、易しいものからレベルアップしていきま...
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「私、発音が悪いので読み聞かせなんてとんでもないです!」

「自分の発音じゃ読み聞かせなんて。。。」 ↑これ、よく聞きます😅 こちらとしては、お母様に読み聞かせをどんどんしてほしいところですが、 「私の発音じゃ。。。」ということをよく言われます まさか、そのお言葉、お子さんに言ってないですよね? そんなことをお子さんの前で言ってはダメですよ? これを聞いたお子さんは 「良い発音じゃないと話したらダメなんだ!」 と、インプットするだけです😅 お母様の発音でも読み聞かせされた方が断然レベルはアップします CD探したり、You Tubeの音声探したり、、、というのはいいことだと思いますが、 お母様の読み聞かせに敵うものはないですからね😅😅 保護者の方の読み聞かせは、私ですら太刀打ちできないです その量が多ければ多いほど お子さんの英語力は伸びます 「発音だけ良くて英語力ない」ってなるより 「英語力はあるけど、ちょっと発音がね。。。」っていう方が断然良くないですか? でも、大丈夫ですよ! ちゃんと小さい頃から英語に触れている子は 英語の発音を聞いて育つので 自分で発音も判断できる子になります お母様の発音をそのまま引き継いだりはしないです(笑) FAQ...
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多読を英検取得のために利用しない方がいいわけ

うちの教室のお子さんの英検取得率はとても高いです 高校生で準一級を持っていても珍しくないし、 中学から準一級にチャレンジする子もいます でも英検のために多読をする(つまり、英検の勉強をほとんどせずに多読のみにする)、 というのはおすすめしません ゴールが違いすぎるからです 多読を英検に結びつける場合は、「英検(素材)で多読」をされた方がいいでしょう そうではなく通常の多読の場合、 多読のゴールは 「楽しく夢中でどんどん読みたくなる」というものです つまり、読みたいというパワーを育てること 英検のゴールは 「高い級を取る」ということです つまり、自分が満足できる称号を得ること 今は亡き松本道弘さんのお言葉で言うと 多読には「磁石」のパワーが必要です うちに秘めた自分のパワーで 「ああ読み終わっちゃった。さあ、次の本を読もう!」 という気持ちを育てるのが最優先です 文字を追って読むのではなく、心から楽しめる本を探していく必要があります 一方、英検は 「電池」みたいなパワーです フルパワーになったら充電しなくてはいけない 3級を取ってその時は喜ぶけど、 すぐ準2級にチャレンジしないと、と自分...
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100万語&200万語に達成した中学生の生徒たち

多読マラソンが終わって、記録を確認していたら、 多くの中学生が100万語を達成していました! 中学も後半になって多読の重要性を理解し、 コツコツ読んでくれている姿が頼もしいです💕 多読はテストのためでも英検のためでもなく、 純粋に英語の回路を作るためのものなのですが、 それを心から理解するのは、本当に「多読をしている人」にしかわかりません 理解可能な英語をたくさん読んでいる者にしか分からない、この特権を持つ子たちがどんどん増えてきました! 多読を長く続けている子の英語は本当に自然で、 文法からガチガチに勉強した子たちのそれとは全く違いますし、 また、コースブックで意図的に勉強した英語とも違います コツコツ読んでその感覚を磨き続けてほしいです♪ 自分なりのペースですが、少しずつ積み重ねたものが100万という数字になって嬉しいです!これからもコツコツ頑張ります。 受験勉強で忙しいのに時間を取って読んでくれていますね! 途中で全く読まない時期もあったけれど、200万語読んで、達成感がわいたし、実力も着々と着いていると感じました。ほんとに嬉しいです! 中学時代に200万語は立派ですね!読んだ分...
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多読教室に入りたい!と思ったら確認することは?

この頃、多読教室が流行っているそうです もし、興味があって教室を探しているなら必ず確認/認識して欲しいことがあります 多読教室の選びの5つのポイント 先生が多読をしているか? 当たり前のような話ですが、実は当たり前でもありません この頃流行ってるから、と言って 多読指導できます! と謳う指導者が一定数いるはずです😅 多読教室をお探しなら、先生が多読を実践している方を選んでください 自分で多読をしていない先生、 またはしていてもレベルが低いものしか読んでいない先生のもとで勉強すると お子さんが大きくなった時バイバイされます😅 先生が目先のことではなく未来を考えているか? 皆さんは「小学生」の時だけ英語力がつけばいいと思っているのではないですよね? 成長した時にお子さんが英語に困らないように英語を学ばせたいのですよね? お子さんが「小学生の時何を読めるか?」 ではなく、 大きくなった時、「結構すごいものを読めているか?」を期待できる指導をしてもらっていなければいけないはずです 英語は積み上げ方式ではなく、トップダウン方式でなくてはいけません ゴールは、小学校時代の使えない5級やら4級、なん...
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レベルを速く上げたい人こそ下のレベルから読もう!(高校編)

高校生の多読の注意点 高校生からの多読は必ず注意しなければいけない点があります それは「どうしても高いレベルからのスタートになりがち」 ということ 英語をしっかりお勉強してきたタイプは本当に要注意です😅 やはりこの生徒さんもそんな中のひとりです 最初からYL0.5だの0.8だの「わかるわかる」と読み進めてしまっていました 彼は教室に4月から入会しましたが 「頑張って読もう!」 という気持ちが空回りしてどうしても高いものを選びがちになっていたのです 「素直にアドバイスを聞いた」結果 「ちゃんと低いものからスタートしないと多読が成功しない」 と伝えて YL0.3以下をきちんと読むようアドバイスをしました そして11月になった今、読了数が10万語に達しました!! 「今のYLは?」 と聞いたら 「YL0.3ぐらい」 「もう10万語を達成しているんだから YL0.5ぐらいまで上げて読んでみましょうか YL0.6を読む時は相談してね」 とアドバイス 彼は「はい!」と言って席に戻って多読をスタート♪ ちょっとずつこんな感じでレベルを上げていくと多読は成功します 彼は頭のいい子だったので無理をしてYL...