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YL1(1.0-1.9)

1.5 – YLMister Shivers シリーズ

The Face in the Mirror and Other Scary Stories題名: The Face in the Mirror and Other Scary Stories著者 : Max Brallierイラスト: Letizia Rubegni出版社: ScholasticYL: 1.5語数: 1,561あらすじ短編が5つ入っています。ジュリアは友だちとおままごとをしたかったのですが、赤ちゃんの遊びだとからかわれてしまいました。傷つき、怒ったジュリアは、大事にしていた人形の髪を切り、服に落書きをし、最後には鏡に向かって投げつけてしまいます。鏡は割れ、人形は鼻が壊れたまま床に横たわりました。ジュリアはそのまま泣き疲れて眠ってしまいます。翌朝、目を覚ましたジュリアは鏡に映った自分の様子がおかしいことに気づきます。鏡の中には、自分の顔ではなく壊れた人形の顔が映っていたのです。鏡の向こうから人形が「こっちにおいで」と呼びかけます。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arg...
YL2(2.0-2.9)

YL2.0 Dragon Masters(ドラゴン・マスターズ)

Rise of the Earth Dragon題名: Rise of the Earth Dragon (Scholastic Branches: Dragon Masters)著者 : Tracey Westイラスト:Graham Howells出版社: Scholastic PaperbacksYL: 2.0語数: 5,993概要第1巻『ドラゴン・マスターズ』は児童向けシリーズで、冒険と魔法、そしてドラゴンをテーマにしています8歳の少年ドレイクは、玉ねぎ畑で働く平凡な農家の息子。しかしある日、王ロウランドの兵士に連れられて城へ向かいます。そこで彼は「ドラゴンストーン」に選ばれ、若きドラゴンマスターとして訓練を受けることに。城にはほかにも仲間の子どもたちが集められ、それぞれドラゴンを持っています。ドレイクの相棒は、地の力を持つドラゴン「ワーム」。しかしワームはなかなかその力を発揮せず、ドレイクは自分がドラゴンマスターにふさわしいか自信を失いかけます。それでも訓練と絆を深める中で、ワームの本当の能力が明らかになり、ドレイクは自分だけでなく仲間やドラゴンとの信頼関係が重要だと気づいてい...
YL1(1.0-1.9)

YL1.8 – A Year in a Japanese School

この本についてこの本をつくるきっかけは、生徒たちの「リアルな声」でした。給食当番の緊張、バレンタインの友チョコ、テストがいっぱいある現実…。英語教室に通う中学生たちに話を聞くうちに、「日本の中学校って、海外の人にはあまり知られていないかもしれない」と感じ、漫画でその1年を紹介しようと決めました。制作の苦労ヒアリングは思っていた以上に時間がかかりました。例えば給食のエプロン姿や掃除時間のシーンなど、「あ、これは当たり前すぎて話さないけど海外では珍しいこと」がどんどん出てきて、メモを取るうちに、あれも書かないとこれも書かないと、と一杯一杯になりました(笑)さらに出版申請では、まず、盗作の疑いをかけられ、その後は、登録したカテゴリーが「コミック/グラフィックノベル」と認められない、ということでブロックされる😱😱というハプニングに遭遇!!KDPの審査基準を読み込み、カテゴリを整理し、再提出を何度も行いました。作品の情報・あらすじYL: 1.8-2.0語数: 1144本書『Inside a Japanese School Year: A Manga Journey Through Junior ...
YL2(2.0-2.9)

Classic Dr. Seuss: The Lorax 他の作品

How The Grinch Stole Christmas題名: How The Grinch Stole Christmas著者 : Dr. Seuss出版社: HarperCollinsYL: 2.0-2.5語数: 1,350あらすじグリンチという緑色の生き物が、雪に囲まれた山の上の洞窟にひとり暮らしていました。彼は、近くの町フーヴィルで毎年盛大に祝われるクリスマスをとても嫌っており、「クリスマスは終わらせるべきだ!」と決意します。そこでサンタクロースに変装し、愛犬マックスをトナカイに見立てて夜中に町へ侵入。飾りつけ、プレゼント、クリスマスツリーをすべて奪い取り、山の頂上へ運びます。ところが翌朝、町の人々は何も飾りもプレゼントもなくなっても悲しい顔をせず、笑顔で歌を歌っていました。その姿を見たグリンチは「クリスマスって、物じゃない」と気づきます。そして奪った品々を町に返し、みんなと一緒にクリスマスを祝うことにしたのでした。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.cu...
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なぜ真面目に学んでいるのに、語順が身につかないのか

語順という感覚「語順が感じられない子」は努力不足ではない真面目で、宿題もやり、多読もしている。それでも語順が“ピンとこない”のは、英語の入力(input)を「意味のかたまり」として処理できていないからです。→ つまり、彼らの脳内ではsay / to / your / mom / helloのように「単語の羅列」として処理されており、 のような「chunk単位」での処理が起きていません。「a」「the」が抜けるのは“チャンク処理ができていない”証拠a sunny day → sunny dayのように冠詞を落とすのは、その学習者の脳が「a sunny day」というひとかたまりをまだ認識していないためです。心理言語学的には、これは「formulaic sequence(定型句)」が形成されていない状態。母語話者は “a sunny day” を一語のように処理していますが、学習者は “a / sunny / day” と3つの単語として処理している。その結果、無意識に “a” を捨ててしまうんです。これは冠詞の理解ではなく、視覚・音の処理の単位の違いです。「on a sunny day ...
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英語の語順(word order)を「感じられない子」へ

「視覚的チャンク認識」というアプローチ毎月10万語の多読をしても、音読を何百回しても、「say to your mom hello」と言ってしまう子がいます。文法はわかっているのに、感覚で語順をつかめない。それは才能の問題ではなく、脳の情報処理のタイプの違いです。そのような子にこそ必要なのが、視覚的チャンク認識(Visual Chunk Recognition)という考え方です。視覚的チャンク認識とは視覚的チャンク認識とは、英語を単語の並びではなく、「意味のかたまり(チャンク)」として視覚的にとらえる力のことです。たとえば:say hello to your mom自然に英語を読む人の頭の中では、 というふうに2つのチャンクで処理されています。でも、語順が苦手な子には、say / to / your / mom / helloのように、単語がバラバラに見えています。視覚的チャンク認識とは、この「どこで区切るか」を目で見て理解できるようにする力です。なぜ苦手な子がいるのか文法中心・分析型の学習に慣れている音韻ワーキングメモリが弱く、語順を保持できない意味理解に注意が向きすぎて、形を意識で...
YL1(1.0-1.9)

人気のPress Start!シリーズの書籍

『Press Start!』シリーズ概要『Press Start!』シリーズは、イギリスの作家・イラストレータートーマス・フリンザム(Thomas Flintham)による人気児童書シリーズです。アメリカの出版社Scholastic Branchesから刊行されており、「ゲームの世界」をテーマにした初級チャプターブック(Early Chapter Book)として、英語を読み始めた子どもたちに非常に人気があります。Game Over, Super Rabbit Boy!題名:Game Over, Super Rabbit Boy!形態:ペーパーバック著者 : Thomas Flintham出版社: JScholasticYL: 2.0-2.4語数: 2331概要ゲームの世界のスーパーヒーロー:Super Rabbit Boyの活躍を描いた児童書シリーズの第1巻目です。少年がゲームボーイでSuper Rabbit Boy Landというゲームを始めました。Animal Townでは動物たちが平和に暮らしています。中でもSinging Dogは歌って踊って、みんなを楽しませてくれる重要キャ...
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英語の文法を「使える」形で定着させるレッスン

英語の文法を「使える」形で定着させるワークシートを作りました🩵 Step 1:単語(語彙インプット)目的:文を読む準備を整える。活動例:「sweep」「wipe」「fold」などの動詞カードやジェスチャー練習“Show me: sweep the floor!” のように体で覚える音・意味・動作が結びつくので、文法に入ったときの理解が速くなります。🩷 Step 2:精読(構造インプット)目的:文の構造・意味・語順を意識して理解する。活動例:“I sweep the floor.” を語区切りで読む(精読プリントの活用)文法の「型」(S+V+O)を色分け・指差しなどで確認「意味のかたまり」をつかむ感覚が育ちます。My Chore1の音読はこちら(音読さんより)My Chore2の音声はこちら(音読さんより)会話文なので、この音源のように無味乾燥にならないようにしましょう(笑)💛 Step 3:音読(自動化)目的:構造を体で覚え、瞬時に再現できるようにする。活動例:リピート音読 → ペア音読 → リズム音読(チャンツ風)“I sweep the floor / I wipe the tab...
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精読だけでは届かない場所──多読が育てる英語との距離感

「多読は意味がない」とか、「流し読みでは力がつかない」といった意見を耳にすることがあります。たしかに一理あります。流し読みばかりしていると、わかるところだけをつなげて、本当に大事な部分を飛ばしてしまう。“なんとなく”の理解のまま終わってしまう危険性もあります。でも、教室で生徒たちを見ていると、やっぱり多読をしている子は違うんです。精読の限界精読はもちろん大切です。一文一文を丁寧に読み、文法や語の使い方を意識して理解する力は、英語の「骨格」を作りますけれど、精読だけだとどうしても量が足りない。読むスピードも、語感も、言語としての「慣れ」も育ちません。しかも精読の題材は、どうしても難しい内容になりがちです。抽象的なテーマや難単語が多く、逆に基本的な語や日常的な表現に触れる機会が減ってしまう。難しいものを理解しなくてはいけないので、ますます量も減ります。その結果、「理解はできても自然に読めない」「簡単な単語が出てこない」という状態に陥ってしまうのです。「量」が足りないという現実私は以前、「多読なし」で英語を教えていました。そこで痛感したのが、圧倒的な“量”の不足です。子どもたちはたくさん問題...
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2025年11月(November)予定&お知らせ

お知らせ振替について中1クラス(火曜日)の振替は10月25日(土)19:30-21:00を予定しています。補講のお知らせ11/11(火)「だんだん長くなる」の本を使ってレッスンします。小学生:17:00-18:00中学生:18:00-19:00料金:本をお持ちの方は無料です(当日お持ちください)*本をお持ちではない方はレッスン参加料として1500円のご請求となります11/29(土)「スピーチ/ライティングネタ帳」の本を使ってレッスンします。19:30-20:30料金:本をお持ちの方は無料です(当日お持ちください)*本をお持ちではない方はレッスン参加料として1500円のご請求となります秋の大会について小学生クラスから全クラスで秋の大会を実施します小学生:BBカード全カードの暗唱中高生:瞬間英作文全ページの暗唱個別レッスン(英検2次)11/1(土)17:00 - 17:30 G3🈵11/1(土)20:40 - 21:10 Gpre2+🈵11/2(日)13:00 - 13:30 G3 🈵11/2(日)17:40 - 18:10 Gpre2+🈵11/2(日)20:10 - 20:40 (延長あ...