多読ブログ

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駿台予備校お茶の水一号館校に多読クラスができました

2021年から共通テストがスタートして英語のテストが「とにかく大量に聞いて読まなければいけない」という状態になったからでしょうか?大学受験予備校の代表格と言われる駿台予備校に英語多読クラスができたようです。案内はこちらまあ、実際、うちの教室でも多読量の多い生徒さんは河合模試でも進研模試でも高い得点を取ってくる子が多いですから、多読量=模試の点の高さと言っても過言ではないです駿台予備校お茶の水一号館校の多読クラスは高1が対象のようですが、今後どのようになっていくか興味深いところですね!多読は多読継続年数によって結果の出方が大きく違います多読年数が長ければ長い方が効果が出ますですから、高校生から多読を始めるよりは中学生、小学生からスタートした方が絶対いいですしかし、それでもコツコツ読んでいれば、生徒さんのレベルは確実にアップしていますから頑張ってほしいです♪ストーブの前で多読する高校生たちお問い合わせはこちら
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英検の問題文のYLとペーパーバックを読めるYLは違う

英検問題文のYL「この本はYLどれぐらいですか?」と聞かれることはあまりないのですが、「英検○級のYLはどれぐらいですか?」「この本は何級だったら読めますか?」「TOEICって英検○級よりYL高い/低いですか?」というご質問は頻繁に受けます。それだけ英検などの試験に関心が高いんでしょうね。コスモピアが表を作って目安を書いてくれているので興味がある方は覗いてみて下さい。本屋さんにいって洋書を探すと、帯に「英検2級レベル」とか書いてあったりします。でも、私の印象は大分違います。以下は私が生徒さんを観察した上で得た感覚です↓準2級を取得したぐらいではYL0.6を読むのが苦しい子もそれなり数います英検と多読の違いを知ろう読書量の違いYLを聞かれても、もちろん、ざっとはお答えできますが、英検の文章というのは「ものすごく短い」ですよね?あんなに短いモノと多読で読む本では、そもそも量が全く違います。英検は1級ですら、一番長い文章問題では800語ぐらいです。準1級ならせいぜい500語となります。上位校の大学受験の問題ですら2000語レベルです。でも、多読する本は800語だの2000語だの、そんな少ない...
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2022年度中に3,000万語を目指したい♪

私の多読は高校から始まったのですが、記録をつけ始めたのは実は17年ぐらい前なんです。2006年からかな。そこからは、そんなに熱心に読んできたわけじゃないですが、教室に本を置きたくて少しずつ揃えていました。CDつきの本だと安くても1500円以上はするし、5-6冊セット、となると1セット4,000円ぐらいはするので、英語講師仲間に、「英語教室を多読教室にしたい」と言ったときは、同情(?)されて、「儲からないよ」と警告されたほどです😅😅😅でも、本を100冊集めたら、子供たちに提供できる、と勝手に思って、一気に集めました。集めたら読まないと話にならないのでw、その時代はYL0.8ぐらいまでの本を「自分の背丈ほどは読む!!」と、むさぼるように読んでいたのを覚えています。さて、2022年になった今、私の語数は(結構抜けたのもありますが)、2,700万語を超えました。私の「楽なYLは4.5-6」ぐらいかな、と思っています。一番好きなのはYL5前後ぐらい。YL7とか8も読めると言えば読めますが、あまり読まないですね。ただいま27,176,388語去年はホントにサボっちゃったなーと反省しているので、今年...
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一人で多読を始めるときの注意点

「英語力を上げるには「多読」が一番いいんだって!」と、どこかで聞いて多読を始めようとする人がはじめにぶつかる壁は、ズバリ、「素材選び」です。素材色んなサイトに「簡単なものから始めましょう」というようなことが書いてありますから、自分のレベルと照らし合わせて、さあ選ぶぞ!!となると思いますが、素材を選ぶのはかなり大変なのです。Amazonなどで洋書を選ぼうにも、レベル表記がありません。あっても学年が書いてあるぐらい。。。それよりも、自分は「どのレベルに属する」のか??多読を今から始めようとしている人で、それを知っている人はほぼいないと思います。オマケに、普通の人が選ぶ本は「かなり難しい」のです😅😅もちろん、自分はTOEIC700超えてるし。。。とか、英検2級、ノー勉で取れたし。。。とか、色々判断材料はあると思うんですが、いざ多読を始めるときは「これでもか!」というぐらい簡単な本を選びましょう。そうですねー、1ページに1-3行ぐらいのものがいいでしょう。そして、多読を始めるときは手当たり次第読む形になります。とにかく迷ったら「それはいくらなんでも簡単すぎでしょう」と思うほど簡単なものから読み...
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コールデコット賞の絵本をコツコツ集めています

教室ではレベル別になっている本ももちろんあるのですが、ネイティブスピーカーが実際に読んでいるような絵本やペーパーバックも置いてあります。その中にコールデコット賞(Caldecott Medal)を受賞絵本がありますが、残念なことに音読CDが付いていないモノが多いので教室には置いていませんでした。長年、自分の楽しみでこの賞の本をコツコツ集めていたのですが、本は「読まれてなんぼ」なんですよね。自分の本棚にあるだけでは宝の持ち腐れになってしまいます。そこで、2021年度の多読マラソン中に試しに置いてみたところ、楽しんで読んでくれる人が多かったので、マラソンが終わった今でもそのまま置くことにしました。コールデコット賞コールデコット賞は、1937年にアメリカ図書館協会によって作られました。金賞↑これらのメダルが貼ってある本を是非読んでみて下さい。この賞は、19世紀のイギリスのイラストレーター(ランドルフ・J・コールデコット)の名前にちなんで名付けられ、アメリカで出版された絵本の中で最も優れた作品を書いた画家に対して年1回授与されます。絵の美しさ&文の美しさが素晴らしいと言われます。そういう良書に...