多読

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Science of ReadingとScarborough’s Reading Rope

読書科学とスカーバラのリーディングロープをわかりやすく説明今日は読書科学(Science of Reading)とスカーバラのリーディングロープ(Scarborough’s Reading Rope)について、わかりやすく説明します。この2つは、どうやって読む力をつけるかを科学的に教えてくれるものです。 より読書科学とは?読書科学は、どうやって人が文字を読んで理解するようになるかを研究する学問です。これは、心理学、脳科学、言語学、教育学など、いろんな分野の研究を合わせたものです。この研究をもとに、より効果的な読書の教え方を見つけることができます。スカーバラのリーディングロープとは?スカーバラのリーディングロープは、読書がどのようにして上手になるかを示す図です。この図では、読書が2つの大きな部分から成り立っていることがわかります。言語理解(Language Comprehension)単語認識(Word Recognition)それぞれについて説明します言語理解(Language Comprehension)言語理解は、文章を読んでその内容をしっかり理解する力です。背景知識(Backgr...
YL1(1.0-1.9)

Bat and Sloth (Time to Read Level2)

題名: Bat and Sloth Hang Around著者 : Leslie Kimmelmanイラスト:Seb Braun出版社: Albert Whitman & CoYL: 1.0 -1.4語数: 868森の中でコウモリが枝からぶら下がっていました夕方から夜にかけて、そろそろ起きようと思ったコウモリは同じ枝に何か大きい生き物がぶら下がっているのに気づきました枝をシェアしよう!とその生き物が言うのでコウモリはなぜシェアしないといけないのか尋ねます(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"Bat and Sloth...
YL3(3.0-3.9)

YL3.0 Until Proven Guilty

題名: Until Proven Guilty著者 : Nigel Hinton出版社: Barrington Stoke Ltdジャンル:スリラーYL: 3.0語数: 13,000ディスレクシア(読書障害)の人たち向けに書かれた本なので、行間が広く読みやすいです。英語学習者にはとても嬉しいです🎵(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","msmaflink");msmaflink({"n":"Until Proven Guilty","b":"","t":"9781781120880","d":"https:\/\/m.media-amazon.com","c_p":"\/i...
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英語初心者のための英語の歌を集めたサイト紹介

英語初心者のための英語の歌を集めたサイト紹介ブログはじめに英語を学び始めたばかりの幼児や小学生にとって、音楽は非常に効果的な学習ツールです。歌を通じて楽しく言語を学ぶことで、子供たちは自然に語彙や発音を身につけることができます。今回は、英語初心者向けにおすすめの英語の歌を集めたサイトを紹介します。1.Super Simple SongsSuper Simple Songs幼児向けのシンプルで覚えやすい歌を提供するウェブサイトおよびYouTubeチャンネルです。明るくカラフルなアニメーションとともに、基本的な語彙やフレーズを学ぶことができます。子供たちは楽しく歌いながら英語に触れることができます。2.CocomelonCocomelon教育的な童謡や歌を提供する非常に人気のあるYouTubeチャンネルです。楽しいキャラクターとともに、アルファベットや数字、日常の言葉などを学ぶことができます。キャッチーなメロディーとカラフルなアニメーションが特徴です。3.PinkfongPinkfongの公式サイトPinkfongは、「Baby Shark」で有名な教育チャンネルで、さまざまな英語の歌や童...
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2024年度8月(August)の予定&お知らせ

予定多読マラソン7月1日〜8月31日*9/11- 9/13は出張のため休講となりますお知らせ木曜日17:00-17:30に新クラスができました!時間割レッスン日:小学生クラス火曜日Phonics 17:00-17:30火曜日:6, 20, 27日火曜日精読17:30-18:00火曜日:6, 20, 27日火曜日多読18:05-18:35火曜日:6, 20, 27日水曜日18:00-18:55水曜日:7, 21, 28日木曜日Phonics17:00-17:30木曜日:1, 8, 22日木曜日精読17:30-18:00木曜日:1, 8, 22日木曜日多読18:05-18:35木曜日:1, 8, 22日木曜日文法18:35-19:00木曜日:1, 8, 22日レッスン日:多読クラス(小/中/高/大/大人)月曜日(オンライン):5, 19, 26日火曜日:6, 20, 27日水曜日:7, 21, 28日木曜日:1, 8, 22日金曜日:9, 23日土曜日 :3, 10, 24日レッスン日:英語トレーニングクラスBasic (木曜日)15日&29日 – 19:50 – 20:50 英文ライティ...
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ウェルスダイナミックス(Wealth Dynamics)

ウェルスダイナミクスという言葉を知っていますか?ウェルスダイナミックスは、人の性格や得意なことを8つのタイプに分けて、それぞれに合った働き方や学び方を教える方法ですたとえば、絵を描くのが得意な人と、スポーツが得意な人では、勉強の仕方や仕事の仕方も違うので、自分に合ったやり方を見つけることが大切です8つのタイプクリエイター(Creator): 新しいアイデアを考えるのが好きスター(Star): 人前で話したり、注目を集めるのが得意サポーター(Supporter): みんなと一緒に働くのが好きディールメーカー(Deal Maker): 人と話して交渉するのが得意トレーダー(Trader): 良いタイミングを見つけるのが上手アキュムレーター(Accumulator): 物事を計画的に進めるのが得意ロード(Lord): 効率よく物事を管理するのが上手メカニック(Mechanic): システムを作ったり改善するのが好き 日本適性力学協会公式サイト それぞれのタイプに合った方法で勉強すると自分の力を最大限に発揮できるようになりますプロファイルに適した学習方法を具体例を挙げながら説明しますね!クリエ...
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2024年度7月(July)の予定&お知らせ

予定多読マラソン7月1日〜8月31日7月7&14日&21(日)英検2次試験*8月より木曜(17:00-17:30)に新クラスができます!*9/11- 9/13は出張のため休講となります7月23日 : 要約補講7/23(火)20:55-21:302級要約(過去問題に挑戦!)対策補講 🈵*対象:準2級取得者7月24日 : 3級ライティング講座7/24(水)20:50-21:30英検3級ライティング講座 (残席3名)*対象:4級取得者7月29日:小学生補講7月29日(月)Science of Reading セミナー(zoom)時間:18:00 - 18:45内容:Science of Readingのプログラムからフォニックス活動→簡単な単語を使ったリーディング→内容理解対象:小学生(CVC単語 例bed/ bug / panなどがなんとなくでも読める方)費用:無料7月31日:多読会多読会&ライティング練習会のお知らせ第一部:18:00 - 19:00 (残席3名)第二部:20:00 - 21:00 🈵*多読クラスの小中高生:多読活動(小学生には読み聞かせも行います)*英語トレーニングクラ...
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日本における多読の歴史は浅いですが急速に発展しています

日本における英語多読(英語の多量の読書)の歴史は、比較的新しいものですが、その発展は急速です多読の起源と導入1990年代英語教育の一環として多読が注目され始めました特に、英語教育研究者や教育機関によって、読書が英語学習者の語彙力や読解力の向上に大きく影響することが認識されるようになりました2000年初頭古川昭夫氏と酒井 邦秀氏が「多読」に関する著書を発表し、多読の重要性を広く伝える活動を開始しました彼らの影響力により、多読は日本の英語教育の一部として受け入れられるようになりました 多読の普及2000年代前半多読の利点が徐々に認識され、段階別読み物(グレイデッド・リーダーズなど)が売り出されましたまた、多読を導入する学校や教育機関が増加しました2004年「SSS多読研究会」(NPO法人)が設立されましたSSSは「英語多読・多聴の実践的な研究と普及」を目的とし、多読を推進するための活動やコミュニティを作りました多読の教育現場への定着2000年代後半大学や高校などの教育機関で多読プログラムが導入されるケースが増加します多読をカリキュラムに組み込むことで、学生の英語力向上を目指したのです201...
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Leveled readers and Graded readersの段階的読み物について

国際多読教育学会(英語です)によると、Graded Readersのみを読んでいる生徒の方がネイティブが読んでいる一般書とGraded Readersを併用して読んでいる生徒よりfluency(流暢さ)において優っているそうです。段階的読み物にはLeveled readersGraded readersがあります。今日はこの二つについての記事を書きましたLeveled Readers違いLeveled ReadersもGraded Readersもレベルに合わせて適切な教材を提供することを目的としていますがいくつかの違いがあります対象読者層の違いLeveled readers主に子供向けに設計されています。英語ネイティブや第2外国語学習者の幼稚園から小学校低学年の子供たちが自分のレベルに合わせて読むことができるように調整されています。レベルとしては、幼稚園から小学校低学年向けの簡単な物語から、中学校の高学年向けのより複雑な内容まで、さまざまなレベルが提供されています。Graded readers一般的には大人向け(中学生以上)に設計されています。異なるレベルの英語学習者に対応するように...
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裏表紙にある「見出し語(Headwords)」とは?

Graded Readersの裏表紙にはHeadword (見出し語)というものが書いてありますGraded readersに書かれている「headword」というのはそのテキスト内で重要な単語やキーワードを指します一般的に、graded readersは異なるレベルに応じて英語のテキストを提供しておりそれぞれのレベルに適した語彙が使用されています。その中で、各単語の基本形や基本的な形態が、テキスト内で特に重要な役割を果たす場合、その単語が「headword」として扱われます。このような単語は、読者が物語の流れや内容を理解する上で重要な役割を果たすため、特に目立って強調されることがあります。例えば、ある英語のgraded readerがレベル1(初級者向け)の読者を対象としているとします。その中には、次のような文章が含まれてとします。Tom likes to play with his dog. They run in the park every day.この場合、"Tom"や"dog"、"run"などの単語が「headword」となります。これらの単語は物語の中で重要な役割を果たし...