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英語の文法を「使える」形で定着させるレッスン

英語の文法を「使える」形で定着させるワークシートを作りました🩵 Step 1:単語(語彙インプット)目的:文を読む準備を整える。活動例:「sweep」「wipe」「fold」などの動詞カードやジェスチャー練習“Show me: sweep the floor!” のように体で覚える音・意味・動作が結びつくので、文法に入ったときの理解が速くなります。🩷 Step 2:精読(構造インプット)目的:文の構造・意味・語順を意識して理解する。活動例:“I sweep the floor.” を語区切りで読む(精読プリントの活用)文法の「型」(S+V+O)を色分け・指差しなどで確認「意味のかたまり」をつかむ感覚が育ちます。My Chore1の音読はこちら(音読さんより)💛 Step 3:音読(自動化)目的:構造を体で覚え、瞬時に再現できるようにする。活動例:リピート音読 → ペア音読 → リズム音読(チャンツ風)“I sweep the floor / I wipe the table…” をテンポよくつなげる音と語順が一体化し、文法が“感覚化”されます。💚 Step 4:口頭作文(文法運用)目的...
英語表現

「大学に入る」はenter the collegeではない?

今日は「大学に受かる」「大学に入る」という表現について考えてみましょう。「enter the college/university」と思い浮かべた方は、ちょっと立ち止まってください。確かに「enter a school」という言い方は文法的にも正しく、通じる表現です。しかし、「大学に入る」という意味では、あまり一般的な言い方ではありません。実際、「enter the college/university」は「大学の構内に入る」という意味で使われることが多いのです。普通日本語で「大学に入る」という場合、具体的な土地や建物のことを指しているわけではないので、「enter」は通常使用しません。一般的に、「大学に受かる/入る」は「accept」が使われます。したがって、「I have been accepted into university」が自然な表現です。また、「登録する」という意味で「enroll in school」も適しています。「入る」=「enter」と機械的に覚えるのではなく、自然な言い回しを学ぶために、実際に使われている英語に触れていきましょう。補足することでさらに理解が深ま...
英語表現

How about you? とWhat about you?はどう違う?

教室では希望者が毎日英文を作る機会を設けています。グループ内でラインで毎日やりとりをしています。生徒さんが文を作って、こちらは簡単な添削をして返します。今日のお題(出題番号1-3) はHow about you?What about you?についてです。この文は中学生の時に習うような簡単な文なんですけど、正体がナゾではないでしょうか(笑)どういう文構造になっているのか考えてみましょう。問題1:この文の動詞は何が省略されている?How about you? の動詞は「feel」ちゃんとした文にすると、How do you feel about you? になります。What about you? の動詞は「think」文にすると、What do you think about you?です。問題2:どう使い分ける?How do you feel about you?というのは、感想を聞いたり共感を求めたりします。What do you think about you?こちらは、意見を聞く時に使います文法「How/What about ---?のaboutは前置詞なので、必ず次は「名詞」...