英語の文法を「使える」形で定着させるワークシートを作りました
🩵 Step 1:単語(語彙インプット)
目的: 文を読む準備を整える。
活動例:
- 「sweep」「wipe」「fold」などの動詞カードやジェスチャー練習
- “Show me: sweep the floor!” のように体で覚える
音・意味・動作が結びつくので、文法に入ったときの理解が速くなります。
🩷 Step 2:精読(構造インプット)
目的: 文の構造・意味・語順を意識して理解する。
活動例:
- “I sweep the floor.” を語区切りで読む(精読プリントの活用)
- 文法の「型」(S+V+O)を色分け・指差しなどで確認
「意味のかたまり」をつかむ感覚が育ちます。


My Chore1の音読はこちら(音読さんより)
💛 Step 3:音読(自動化)
目的: 構造を体で覚え、瞬時に再現できるようにする。
活動例:
- リピート音読 → ペア音読 → リズム音読(チャンツ風)
- “I sweep the floor / I wipe the table…” をテンポよくつなげる
音と語順が一体化し、文法が“感覚化”されます。
💚 Step 4:口頭作文(文法運用)
目的: 理解した文法を使って即座に話せるようにする。
活動例:
- 教師:「What do you do at home?」
生徒:「I clean the bathtub.」 - 教師がジェスチャーを見せて即答練習(例:fold / wipe / sweep)
文型が「使える文法」へと変わります。
💙 Step 5:ライティング(形式化)
目的: 口頭で使える文を、正しい綴り・文法で書けるようにする。
活動例:
- “I sweep the floor.” “I take out the trash.” を絵を見ながら書く
書くことで、正確性と語彙・文法の定着が仕上がります。

⭐️ 主語を切り替える(発展ステップ)
主語: Emma / She / My mom / My brother
目的: 三人称単数の理解と動詞変化の導入(-s / -es)
発展例:
“I sweep the floor.” → “Emma sweeps the floor.”
*文法の焦点:
- 三単現の -s
- 助動詞の変化(do → does / don’t → doesn’t)
⭐️この導入は「音読がスラスラ言えるようになった後」がベスト。
“I” で自動化されてから “Emma” に変えることで、形の変化を意識的に整理できます。
まとめ
使い方
1️⃣ 単語(語彙インプット):
ジェスチャーで “sweep” “wipe” などを体で覚える。
2️⃣ 精読(構造インプット):
“I sweep the floor.” の文構造を理解し、語順を意識する。
3️⃣ 音読(自動化):
リズムで繰り返し読むことで、文法を感覚化する。
4️⃣ 口頭作文(文法運用):
“What do you do at home?” に即答できるように練習。
5️⃣ ライティング(形式化):
自分の言葉で “I take out the trash.” と書いてみる。
音読がスラスラ言えるようになったら、
“I sweep the floor.” → “Emma sweeps the floor.” と主語を変えて三人称単数を導入します。