多読ブログ

多読についてのお知らせをします。

また、お悩みごとを解決していきます。

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YL1(1.0-1.9)

YL1.5 Little Witch Goes to School

Little Witch Goes to School題名: Little Witch Goes to School著者 : Deborah Hautzig出版社: Random House BooksYL: 1.5語数: 1,350あらすじリトル・ウィッチは、友だちと同じように学校に通いたいと思っていました。でも、母は学校には行かせたくありません。リトル・ウィッチは「とても、とても悪い子になる」と約束すれば学校に行かせるという母の条件を飲み、学校に通い始めます。ところが、学校では逆に優等生ぶりを発揮し、たくさんの友だちと仲良くなったり、ほうきに乗せてあげたりしながら楽しく過ごします。母との約束—「悪い子になる」—を守ろうとしますが、結局うまくいきません。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"s...
YL2(2.0-2.9)

YL2.0 The Chocolate Monster

The Chocolate Monster題名: The Chocolate Monster著者 : Jan Page出版社: CorgiYL: 2.0語数: 2,104概要ルーシー・ロケットのポケットがなくなったと、弟マシューにからかわれます。ルーシーは自分は物をなくしたのではなく「消えてしまっただけ」だと主張します。ところがある晩、ベッドの下に小さなモンスターがいて、実はそのモンスターがルーシーの物をこっそり取り、しかも大好物はチョコレートでした。ルーシーはそのモンスターと交渉をします。モンスターは思う存分チョコレートをもらえ、ルーシーは自分のものを取り戻せるという取引が成立します。ところがその直後、マシューの物まで次々と消え始めてしまうのです。チョコレート好きでいたずらなモンスターと、なくしてしまった物をめぐるユーモラスで少し不思議なお話です。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(...
YL1(1.0-1.9)

1.5 – YLMister Shivers シリーズ

The Face in the Mirror and Other Scary Stories題名: The Face in the Mirror and Other Scary Stories著者 : Max Brallierイラスト: Letizia Rubegni出版社: ScholasticYL: 1.5語数: 1,561あらすじ短編が5つ入っています。ジュリアは友だちとおままごとをしたかったのですが、赤ちゃんの遊びだとからかわれてしまいました。傷つき、怒ったジュリアは、大事にしていた人形の髪を切り、服に落書きをし、最後には鏡に向かって投げつけてしまいます。鏡は割れ、人形は鼻が壊れたまま床に横たわりました。ジュリアはそのまま泣き疲れて眠ってしまいます。翌朝、目を覚ましたジュリアは鏡に映った自分の様子がおかしいことに気づきます。鏡の中には、自分の顔ではなく壊れた人形の顔が映っていたのです。鏡の向こうから人形が「こっちにおいで」と呼びかけます。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arg...
YL2(2.0-2.9)

YL2.0 Dragon Masters(ドラゴン・マスターズ)

Rise of the Earth Dragon題名: Rise of the Earth Dragon (Scholastic Branches: Dragon Masters)著者 : Tracey Westイラスト:Graham Howells出版社: Scholastic PaperbacksYL: 2.0語数: 5,993概要第1巻『ドラゴン・マスターズ』は児童向けシリーズで、冒険と魔法、そしてドラゴンをテーマにしています8歳の少年ドレイクは、玉ねぎ畑で働く平凡な農家の息子。しかしある日、王ロウランドの兵士に連れられて城へ向かいます。そこで彼は「ドラゴンストーン」に選ばれ、若きドラゴンマスターとして訓練を受けることに。城にはほかにも仲間の子どもたちが集められ、それぞれドラゴンを持っています。ドレイクの相棒は、地の力を持つドラゴン「ワーム」。しかしワームはなかなかその力を発揮せず、ドレイクは自分がドラゴンマスターにふさわしいか自信を失いかけます。それでも訓練と絆を深める中で、ワームの本当の能力が明らかになり、ドレイクは自分だけでなく仲間やドラゴンとの信頼関係が重要だと気づいてい...
YL1(1.0-1.9)

YL1.8 – A Year in a Japanese School

この本についてこの本をつくるきっかけは、生徒たちの「リアルな声」でした。給食当番の緊張、バレンタインの友チョコ、テストがいっぱいある現実…。英語教室に通う中学生たちに話を聞くうちに、「日本の中学校って、海外の人にはあまり知られていないかもしれない」と感じ、漫画でその1年を紹介しようと決めました。制作の苦労ヒアリングは思っていた以上に時間がかかりました。例えば給食のエプロン姿や掃除時間のシーンなど、「あ、これは当たり前すぎて話さないけど海外では珍しいこと」がどんどん出てきて、メモを取るうちに、あれも書かないとこれも書かないと、と一杯一杯になりました(笑)さらに出版申請では、まず、盗作の疑いをかけられ、その後は、登録したカテゴリーが「コミック/グラフィックノベル」と認められない、ということでブロックされる😱😱というハプニングに遭遇!!KDPの審査基準を読み込み、カテゴリを整理し、再提出を何度も行いました。作品の情報・あらすじYL: 1.8-2.0語数: 1144本書『Inside a Japanese School Year: A Manga Journey Through Junior ...
YL2(2.0-2.9)

Classic Dr. Seuss: The Lorax 他の作品

The Lorax題名: The Lorax著者 : Dr. Seuss出版社: HarperCollinsYL: 2.5-語数: 1760あらすじ昔、豊かな森の中には、色とりどりのトゥルフラの木が茂り、たくさんの動物たちが幸せに暮らしていました。ある日、ワンスラー(Once-ler)という男が森にやってきて、その美しい木々を伐り始めます。彼はトゥルフラの木の毛のような部分を使って、スニード(Thneed)という商品を作り、大成功をおさめます。しかし、木がどんどん切られ、工場が増え、空気や水が汚れていく中で、森の動物たちは住む場所を失っていきます。そのとき、ロラックス(The Lorax)という不思議な小さな生き物が現れます。彼は木の代わりに「話す者(speaks for the trees)」として、ワンスラーに自然を守るよう訴えますが、ワンスラーは利益を優先して聞き入れません。やがてすべての木が切られてしまい、工場も閉鎖され、ロラックスと動物たちは姿を消します。孤独になったワンスラーは、ようやく自分の過ちに気づきます。物語の最後で、ワンスラーはひとつだけ残っていたトゥルフラの種を少...
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英語の語順(word order)を「感じられない子」へ

「視覚的チャンク認識」というアプローチ毎月10万語の多読をしても、音読を何百回しても、「say to your mom hello」と言ってしまう子がいます。文法はわかっているのに、感覚で語順をつかめない。それは才能の問題ではなく、脳の情報処理のタイプの違いです。そのような子にこそ必要なのが、視覚的チャンク認識(Visual Chunk Recognition)という考え方です。視覚的チャンク認識とは視覚的チャンク認識とは、英語を単語の並びではなく、「意味のかたまり(チャンク)」として視覚的にとらえる力のことです。たとえば:say hello to your mom自然に英語を読む人の頭の中では、 というふうに2つのチャンクで処理されています。でも、語順が苦手な子には、say / to / your / mom / helloのように、単語がバラバラに見えています。視覚的チャンク認識とは、この「どこで区切るか」を目で見て理解できるようにする力です。なぜ苦手な子がいるのか文法中心・分析型の学習に慣れている音韻ワーキングメモリが弱く、語順を保持できない意味理解に注意が向きすぎて、形を意識で...
YL1(1.0-1.9)

人気のPress Start!シリーズの書籍

『Press Start!』シリーズ概要『Press Start!』シリーズは、イギリスの作家・イラストレータートーマス・フリンザム(Thomas Flintham)による人気児童書シリーズです。アメリカの出版社Scholastic Branchesから刊行されており、「ゲームの世界」をテーマにした初級チャプターブック(Early Chapter Book)として、英語を読み始めた子どもたちに非常に人気があります。Game Over, Super Rabbit Boy!題名:Game Over, Super Rabbit Boy!形態:ペーパーバック著者 : Thomas Flintham出版社: JScholasticYL: 2.0-2.4語数: 2331概要ゲームの世界のスーパーヒーロー:Super Rabbit Boyの活躍を描いた児童書シリーズの第1巻目です。少年がゲームボーイでSuper Rabbit Boy Landというゲームを始めました。Animal Townでは動物たちが平和に暮らしています。中でもSinging Dogは歌って踊って、みんなを楽しませてくれる重要キャ...
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精読だけでは届かない場所──多読が育てる英語との距離感

「多読は意味がない」とか、「流し読みでは力がつかない」といった意見を耳にすることがあります。たしかに一理あります。流し読みばかりしていると、わかるところだけをつなげて、本当に大事な部分を飛ばしてしまう。“なんとなく”の理解のまま終わってしまう危険性もあります。でも、教室で生徒たちを見ていると、やっぱり多読をしている子は違うんです。精読の限界精読はもちろん大切です。一文一文を丁寧に読み、文法や語の使い方を意識して理解する力は、英語の「骨格」を作りますけれど、精読だけだとどうしても量が足りない。読むスピードも、語感も、言語としての「慣れ」も育ちません。しかも精読の題材は、どうしても難しい内容になりがちです。抽象的なテーマや難単語が多く、逆に基本的な語や日常的な表現に触れる機会が減ってしまう。難しいものを理解しなくてはいけないので、ますます量も減ります。その結果、「理解はできても自然に読めない」「簡単な単語が出てこない」という状態に陥ってしまうのです。「量」が足りないという現実私は以前、「多読なし」で英語を教えていました。そこで痛感したのが、圧倒的な“量”の不足です。子どもたちはたくさん問題...
YL1(1.0-1.9)

Ready to Read 3: Pinky and Rex シリーズ

Pinky and Rex and the Spelling Bee題名: Pinky and Rex and the Spelling Bee著者 : Melissa Sweetイラスト:James Howe出版社: Simon SpotlightYL 1.6-2.0語数:2539概要ピンキーとレックスのクラスでは、ついに「スペリング・ビー(綴りの大会)」の日がやってきます。レックスはもともとスペルが苦手で、「みんなの前で間違えたらどうしよう」と不安でいっぱい一方、ピンキーは得意なほうで、自分が優勝するかも!と少しワクワクしています。ところが、クラスにはもう一人、すごくスペルの上手な新しい子がいて、ピンキーはだんだん自信をなくしていきます。大会が始まると、レックスは早い段階で間違えてしまい、落ち込んでしまいます。その後、ピンキーもステージ上で思いがけない失敗をしてしまい、恥ずかしい思いをします。そんなピンキーを励ましたのは、落ち込んでいたはずのレックスでした。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||functi...