be動詞と一般動詞の使い方を学ぼう
この記事は、日本人英語学習者によく見られる文法ミスについて掘り下げていきます。
「I am try」や「I trying」という表現、聞いたことありませんか?
自分もやってしまってる。。。という方は多いと思います。
be動詞って何?
be動詞は「am」「is」「are」のことです。
「〜です」「〜います」という意味で使います。
例:
- I am happy. (私は幸せです)
- She is busy. (彼女は忙しいです)
- They are students. (彼らは学生です)
一般動詞って何?
「食べる」「行く」「読む」など、動作を表すのは一般動詞と言います。
例:
- I eat breakfast. (私は朝食を食べます)
- She goes to school. (彼女は学校に行きます)
- They read books. (彼らは本を読みます)
進行形の基本のルール
英語の「進行形」は、「be動詞(am, is, are)+動詞のing形」で表します。
これは「今、何かをしている」状態を示すときに使います。
例
- I am playing(遊んでいます)
- She is reading(読んでいます)
よくある間違い
- be動詞と一般動詞を一緒に使ってしまう:
❌ I am go to school.
⭕ I go to school. (私は学校に行きます) - 進行形でbe動詞を忘れてしまう:
❌ She reading a book.
⭕ She is reading a book. (彼女は本を読んでいます)
なぜ間違えてしまうのか?
- 日本語と英語のちがい:
日本語には「am, is, are」に相当する言葉がないので、これが英語を学ぶときに混乱しやすい原因の一つです。 - 文法の基礎:
英語では、動作を表すとき「be動詞 + 動詞のing形」の組み合わせが必要ですが、これを忘れがちです。 - 練習不足:
正しい文法を使うためには、たくさんの練習が必要です。英語を使う機会が少ないと、間違えやすくなります。
正しい使い方
- be動詞だけを使う時:
- I am a student. (私は学生です)
- She is happy. (彼女は幸せです)
- 一般動詞だけを使う時:
- I study English. (私は英語を勉強します)
- He plays soccer. (彼はサッカーをします)
- 進行形を使う時(be動詞 + 動詞のing形):
- I am studying English. (私は英語を勉強しています)
- She is playing soccer. (彼女はサッカーをしています)
どうしたら間違えない?
- パターンで覚える:
「be動詞 + 形容詞」「一般動詞」「be動詞 + 動詞ing」の3つのパターンを覚えましょう。 - たくさん練習する:
それぞれのパターンで文を作ってみよう。使えば使うほど自然に身につきます!
まとめ
英語を教えていると、このbe動詞と一般動詞のミスは毎年必ず出てきます。
中学生はもちろん、高校生もしょっちゅう間違えます。英検2級の生徒でもかなりの確率でまちがえます。
「be動詞 + 一般動詞のing形」は英語の基本中の基本です。
このルールをしっかりと理解し、正しく使えるようになることが、上達の第一歩です。
毎日の練習を通じて、少しずつでも確実に英語力をアップしましょう。