The Moon Village
Luna lived in a small house on the moon. Her house was blue. Next to her, there were red, yellow, and green houses. The moon was big and golden. It was a special place.
At night, the stars shined. Luna loved to watch them. She sat by her window and counted the stars. “One, two, three… so many stars!” she said.
One day, she saw a ladder. A boy was climbing up. “Hello!” she called. “Where are you going?”
The boy smiled. “I want to touch the stars!” he said.
Luna laughed. “Be careful! The stars are far away.”
The boy climbed and climbed. He reached the top of the ladder. He stretched his hand, but—oh no! The stars were still too far.
He climbed down and sat with Luna. “The stars are beautiful,” he said.
“Yes,” Luna said. “And we can watch them together.”
That night, they sat on the moon and looked at the sky. The stars were bright, and the moon village was full of light. (173w)
🌙✨ The End. ✨🌙
日本語訳
月の村
ルナは月の小さな家に住んでいました。彼女の家は青色です。隣には赤、黄色、緑の家がありました。月は大きくて金色でした。とても特別な場所です。
夜になると、星が輝きました。ルナは星を見るのが大好きでした。窓のそばに座り、星を数えました。「1、2、3…たくさんの星!」と彼女は言いました。
ある日、彼女ははしごを見ました。男の子が登っていました。「こんにちは!」とルナは呼びました。「どこへ行くの?」
男の子は笑いました。「星にさわりたいんだ!」
ルナは笑いました。「気をつけて! 星は遠いよ。」
男の子はどんどん登りました。はしごのてっぺんに着きました。手を伸ばしましたが…あっ! 星はまだ遠すぎました。
彼ははしごを降りて、ルナのそばに座りました。「星はきれいだね。」と言いました。
「うん。」ルナは言いました。「一緒に見よう。」
その夜、二人は月の上に座り、空を見上げました。星は輝き、月の村は光でいっぱいでした。
🌙✨ おしまい。 ✨🌙
gold と golden の違い
goldじゃないの??という質問が来そうなので、説明しておきますね!
gold(名詞・形容詞)
名詞:「金(きん)」という意味
例:This ring is made of gold.
(この指輪は金でできています。)
形容詞:「金色の」という意味もあるが、基本的に「金属の金」のニュアンスが強い
golden(形容詞)
「金色の」「黄金のような」という意味
金のような色や雰囲気を持つもの に使う
- 例:a golden sunset(金色の夕日)
- 例:her golden hair(金色の髪)
- 例:a golden opportunity(絶好の機会)
なぜ “golden” を使うのか?
🌙 The moon was big and golden.
- 月は金属ではない ので、”gold” ではなく “golden” を使います。
- “golden” は「金のような美しい色」というニュアンス。
- 「黄金色に輝く月」 というイメージになります。
もし “The moon was big and gold.” と言うと、
「月が金(metal)でできている」ような不自然な印象になります。
YLについて
このお話 “The Moon Village” の YL(読みやすさレベル) は YL 0.3 ~ 0.4 くらいです。
判断ポイント
語彙(Vocabulary)
- 基本的な単語が中心(moon, house, stars, ladder, watch, climb など)
- 小学校低学年レベルの英単語が多い
文法(Grammar)
- 現在形、過去形、会話文 が中心
- シンプルな文構造(主語 + 動詞 + 目的語)
- 例:”The stars were bright.”(星は輝いていました。)
文章の長さ(Length)
- 100語ちょっとで短め
- 1文の長さも短く、読みやすい
ストーリーの内容
- わかりやすい展開(はしごを登る → 星に手が届かない → 友達と一緒に見る)
- 難しい概念がない(ファンタジーだけど、直感的に理解できる)
YL比較表
YL | 読みやすさの目安 |
---|---|
YL 0.1~0.2 | 超初心者向け、1文がとても短い (例:”I see a cat.”) |
YL 0.3~0.4 | 初心者向け、シンプルな語彙・文法 (例:本作 “The Moon Village”) |
YL 0.5~0.6 | 少し長めの文章、簡単な接続詞 (and, but など)が増える |
YL 0.7~1.0 | 物語の展開が増え、語彙も少し増える |
量を読む
このようなシンプルで基礎単語が豊富な文を大量に読んで、英語を英語のまま読めるような英語脳を育てていきましょう!