六角ディベート
高校&大学生のクラスの最終日に六角ディベートを行いました
このディベートとの出会いは今から10年ほど前でした
今は亡き松本道弘先生より学び、なんて面白いんだろうと感動したのを思い出します
六角ディベートは単純に勝ち負けを競うものではなく、お互いを認め、真理を追求していきます
このディベートでは
プレーヤーそれぞれが自分の役目を果たします
役目とはこれです
- 石ー立論
- 風ー質問による尋問
- 空ーチームリーダー
- 火ー経験を熱く語って反駁
- 水ー最終弁論
9名クラスだったので、4対4に分け、1人をジャッジとして始めました
今回の内容
今回のお題は
「生まれ変わったらハチになりたいか?アリになりたいか?」
でした(笑)
「どちらがいいですか?」と聞いたら両チームが
ハチ!!
と言うので(ハチ人気じゃんw)
ジャンケンして決めました
4分間作戦タイムを取って、スタート
まずは石がいかにアリが素晴らしいかを語りました
その次にハチグループの風が「?」の形で主張を崩していきます
これは意外に難しくて、「こうだ!」と言い切ることはできません
質問形で相手の隙をついていくんですね
初めてこんな経験をした生徒たちは超下手でした(爆)
「それじゃ意味ないんじゃないですか」と言ってから
「それじゃ意味なくないですか⤴️」に言い直したりしていました(笑)
火のハチの体験の場面では「僕(ハチ)は人間を刺して襲える
それは楽しいひと時だった」とかの感想まで出て😅
生徒全員が爆笑するという楽しいディベートとなりました(笑)
最後にはジャッジがそれぞれの役割に点数をつけて最終勝者を決めていきます
今回はハチの勝利でした😊
みんなで拍手して終了となりました
生徒たちは悩み、相談しながら、次々ディベートにチャレンジしていきます
コロナでこのような話をする活動は目一杯できないため、
しばらく行っていなかったのですが、
生徒たちが楽しそうに活動する姿を見て、
最後の最後にこのディベートができて良かったと思いました
4技能で学ぶことの意義
英語というのは一生懸命「解く」活動をしていると身につきませんし、
結局は点数や偏差値にも結びつかないのですね
4技能(話す、聞く、書く、読む)を使わないと思うように伸びない、というのが語学学習では常識となっています
このように自分の意見を言ったり聞いたり
書いたり読んだり、まとめたりしながら英語力を伸ばしていかないと
結局は使えない(点数だけは取れる、と言いたいですが、結局点数も取れてないのが現実です)と
なりますからこのようなアウトプットの時間を大切にしたいものです