英検5級レベルの漫画 Soap and Bubble

文法説明

コマ1

セリフ1: SOAP: “I MADE YOU!”

文構造の解説

  1. 主語 (Subject): “I”
    「私」という意味で、SOAP(石けん)が自分自身を指して話しています。
  2. 述語動詞 (Verb): “MADE”
    動詞 “make”(作る)の過去形です。「過去に作った」という意味になります。
  3. 目的語 (Object): “YOU”
    「あなた」という意味で、ここでは BUBBLE(泡)を指しています。
  4. 構文全体:
    これはシンプルな SVO 構造(主語-動詞-目的語)です。「I(私)が YOU(あなた=泡)を MADE(作った)」という直接的な意味を伝えています。

日本語訳:「私が君を作ったんだ!」


セリフ2: BUBBLE: “THANK YOU!”

文構造の解説

  1. 省略された主語と述語:
    この文は実際には省略が含まれた構造です。フルに書くと “I THANK YOU.” となり、主語 “I”(私)と動詞 “THANK”(感謝する)が省略されています。
  2. 目的語 (Object): “YOU”
    「あなた」という意味で、SOAP(石けん)を指しています。

日本語訳:「ありがとう!」


コマ2

セリフ1: SOAP: “WAIT! WHERE ARE YOU GOING?”

文構造の解説

  1. 命令文 (WAIT!):
    動詞 “WAIT”(待つ)の命令形です。主語は省略されており、暗黙的に “You” が想定されています。
  2. 疑問文 (WHERE ARE YOU GOING?):
    • 疑問詞 (Interrogative Word): “WHERE”
      「どこ」という意味です。
    • 述語動詞 (Verb): “ARE GOING”
      動詞 “GO”(行く)の現在進行形 “ARE GOING”(行っているところ)です。
    • 主語 (Subject): “YOU”
      「あなた」という意味で、BUBBLE(泡)を指しています。
  3. 構文全体:
    「あなたはどこへ行こうとしているの?」という疑問文で、”WHERE” が疑問詞として文頭に置かれています。

日本語訳:「待って!どこへ行くの?」


セリフ2: BUBBLE: “TO THE SKY!”

文構造の解説

  1. 前置詞句 (Prepositional Phrase): “TO THE SKY”
    • 前置詞 (Preposition): “TO”
      「~へ」という方向を示す前置詞です。
    • 名詞句 (Noun Phrase): “THE SKY”
      「空」という意味の名詞句です。
  2. 省略された主語と述語:
    この文は省略が含まれており、完全な形では “I AM GOING TO THE SKY.” となります。主語 “I” と述語動詞 “AM GOING”(行こうとしている)が省略されています。

日本語訳:「空へ行くの!」


コマ3

セリフ1: SOAP: “WILL YOU COME BACK?”

文構造の解説

  1. 助動詞 (Modal Verb): “WILL”
    未来の可能性や意思を表す助動詞です。
  2. 主語 (Subject): “YOU”
    「あなた」という意味で、BUBBLE(泡)を指しています。
  3. 動詞 (Verb): “COME BACK”
    動詞 “COME”(来る)に副詞 “BACK”(戻って)を加えたフレーズです。「戻ってくる」という意味になります。
  4. 構文全体:
    助動詞 “WILL” を使った疑問文です。「あなたは戻ってくるつもりですか?」という未来の出来事について尋ねています。

日本語訳:「戻ってくる?」


セリフ2: BUBBLE: “NO, BUT I WILL ALWAYS REMEMBER YOU.”

文構造の解説

  1. 否定文 (NO):
    「いいえ」というシンプルな否定表現。
  2. 対比 (BUT):
    「しかし」という接続詞で、文全体を対照的な内容で結びつけています。
  3. 主節 (I WILL ALWAYS REMEMBER YOU):
    • 主語 (Subject): “I”
      「私」という意味で、BUBBLE(泡)を指しています。
    • 助動詞 (Modal Verb): “WILL”
      未来を表します。
    • 動詞 (Verb): “REMEMBER”
      「覚えている、思い出す」という意味です。
    • 目的語 (Object): “YOU”
      「あなた」という意味で、SOAP(石けん)を指しています。
    • 副詞 (Adverb): “ALWAYS”
      「いつも」という意味で、”REMEMBER” を修飾しています。

日本語訳:「いいえ。でも、いつもあなたを覚えています。」


コマ4

セリフ: SOAP: “GOODBYE, MY FRIEND.”

文構造の解説

  1. 呼びかけ (GOODBYE):
    「さようなら」という挨拶表現です。
  2. 名詞句 (MY FRIEND):
    • 所有格 (Possessive Pronoun): “MY”
      「私の」という意味です。
    • 名詞 (Noun): “FRIEND”
      「友達」という意味です。
  3. 構文全体:
    呼びかけとして「さようなら、私の友よ」という感情的な別れの言葉になっています。

日本語訳:「さようなら、私の友よ。」


英文全体の文法ポイント

  1. 省略された主語と述語:
    多くのセリフで主語や述語が省略されていますが、文脈からその意味を理解できます。省略された部分を補うことで完全な文構造が見えてきます。
  2. 疑問文の構造:
    コマ2とコマ3では疑問文(”WHERE ARE YOU GOING?” や “WILL YOU COME BACK?”)が登場し、疑問詞や助動詞の使い方を学ぶよい例です。
  3. 未来形 (WILL):
    助動詞 “WILL” は未来の出来事や意思を表すために使われています。
  4. 感情を伝える語彙:
    シンプルな単語(e.g., “GOODBYE,” “REMEMBER”)を使いながらもキャラクターの感情がはっきりと伝わります。

使用単語

  1. made (動詞:makeの過去形) – 作った
    例文: “I made you!” (私はあなたを作った!)
  2. thank (動詞) – 感謝する
    例文: “Thank you!” (ありがとう!)
  3. wait (動詞) – 待つ
    例文: “Wait! Where are you going?” (待って!どこに行くの?)
  4. sky (名詞) – 空
    例文: “To the sky!” (空へ!)
  5. will (助動詞) – ~するつもり、~でしょう
    例文: “Will you come back?” (戻ってくるの?)
  6. always (副詞) – いつも、常に
    例文: “I will always remember you.” (私はいつまでもあなたを覚えているよ。)
  7. goodbye (感動詞) – さようなら
    例文: “Goodbye, my friend.” (さようなら、友よ。)
  8. friend (名詞) – 友達
    例文: “Goodbye, my friend.” (さようなら、友よ。)
  9. remember (動詞) – 覚えている、思い出す
    例文: “I will always remember you.” (私はいつまでもあなたを覚えているよ。)
  10. come (動詞) – 来る
    例文: “Will you come back?” (戻ってくるの?)
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