FAQ

保護者の方から寄せられるご質問

生徒さんから寄せられるご質問

をまとめました

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音読が上手くても内容が全然分かってないお悩み

音読が上手でも内容が理解できない理由音読が得意な子供たちが、必ずしもその内容を理解できているわけではない、という問題に直面することがあります。これは特に多読を始めたばかりの小学生に見られる現象です。語彙力の不足音読中に単語を正確に発音できても、その単語の意味を理解していないことがあります。特に新しい単語や専門用語が多いテキストでは、意味を知らない単語が増えるため、全体の理解が難しくなります。背景知識の不足読んでいる内容に関連する背景知識が不足していると、内容の理解が難しくなります。例えば、歴史的な事件や文化的な背景に関する知識がないと、その文脈を理解するのが難しくなります。これは特にフィクションやノンフィクションを問わず、あらゆるジャンルで問題になります。読解スキルの不足音読と読解は別々のスキルです。音読は発音やリズムに焦点を当てますが、読解は内容を理解し、情報を処理する能力です。読解スキルが未熟な場合、音読が流暢でも内容の把握が困難です。これは、音読練習に多くの時間を割いている子供たちに特に見られます。注意力の問題音読に集中するあまり、内容の理解に必要な注意力が欠けることがあります。...
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英語が読めないというお悩みの解決法

英語が読めないということ長く英語教室で教えていると、一定数の生徒が「英語が読めない」という壁にぶつかるのを目の当たりにします。サボっている子は別として、毎日宿題をこなし、多読も真面目に取り組んでいる子でも、この問題に直面することがあります。今回は、その理由と解決策について、読書科学(Science of Reading)と多読(Extensive Reading)に焦点を当ててお話しします。英語が読めない理由英語が読めないという問題は、多くの子供たちに共通する悩みです。主な原因は以下の通りです:音韻認識が足りない: 英語の音を正しく聞き分ける力が不足している。フォニックスの理解不足: 文字と音の関係を理解していない。語彙力が少ない: 知っている単語の数が少なく、読んでも意味がわからない。読解力が弱い: 文章全体の意味を理解する力が不足している。これらの問題を解決するために、読書科学と多読のアプローチが非常に有効です。読書科学(Science of Reading)とは?読書科学は、どうやって人が文字を読んで理解するようになるかを研究する学問です。この分野の研究は、心理学、脳科学、言語学...
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多読と精読の違いは?どちらを優先して行うべき?

Readingというと以前は「精読」のことでした今は「多読」の認知度が高くなって来ましたが、この「精読」と「多読」の2つを紹介していきます自分の勉強に上手く取り入れてみてください精読と多読精読と多読は真逆の勉強方法です精読「質」を高めていく勉強法です単語、文法、構文、意味、ニュアンス、1語1語に焦点を当てて理解します分からないところがなくなるまで分解し、分析していきます母語を使っての解説を聞いたり読んだりすることが多いので読み間違いがなくなります一般的な大学受験の勉強法です多読量をこなしてスピードを重視する勉強法です1語1語ではなく全体を捉えていきます単語も文法も「なんとなく」理解し、それを反復していくと自然に英語を理解できるようになりますこのリーディング方法は母語を介さないので英語を英語の語順のまま取り入れることができ、その結果リーディングのスピードがかなり上がりますただ、自分のレベルより落として大量に読む必要があります精読&多読のメリット精読のメリット新出単語を覚えられる文法や構文を学ぶので、英文の内容をしっかり把握できる読み間違うことなく正確に英文を捉えられるライティングの時正確...
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Q 同じ本ばかり読んでいてもいいのでしょうか?

Q. 好きなシリーズの本ばかり読みたがるのですが、本人が興味をもった本ならそれで良いのでしょうか?A. 大丈夫です好きなだけ読ませてあげてください多読は英語の勉強の一環ですが、あくまで本を読んでいるということを忘れずに!子供は何度も同じものを読むものですよね親としては色々な本を読ませたいと思うものですが、実は同じ本を繰り返し読むことは子供たちにとっては「心の満足感」を与えることです親は「いろんな表現に触れてほしい」「バリエーション豊かに読んだら英語力も上がるのに」「賢くなってほしい」と思うのですがお子様たちにとっての絵本は「心へのおやつ」と同じですそんなに繰り返し読みたい!と思えるほどの本に出会えたことが幸せです💓子どの時代は、何事も繰り返します繰り返すことで学び、満足感を得て、飽きたら次の事に移っていきます繰り返す事でしか学べないことも多いですからお子様が飽きるまで好きな本を読み聞かせ(または自力読み)をされるといいでしょう飽きるまで読めば、その表現を使えるようにもなりますから一石二鳥では?FAQ一覧はこちら
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「私、発音が悪いので読み聞かせなんてとんでもないです!」

「自分の発音じゃ読み聞かせなんて。。。」↑これ、よく聞きます😅こちらとしては、お母様に読み聞かせをどんどんしてほしいところですが、「私の発音じゃ。。。」ということをよく言われますまさか、そのお言葉、お子さんに言ってないですよね?そんなことをお子さんの前で言ってはダメですよ?これを聞いたお子さんは「良い発音じゃないと話したらダメなんだ!」と、インプットするだけです😅お母様の発音でも読み聞かせされた方が断然レベルはアップしますCD探したり、You Tubeの音声探したり、、、というのはいいことだと思いますが、お母様の読み聞かせに敵うものはないですからね😅😅保護者の方の読み聞かせは、私ですら太刀打ちできないですその量が多ければ多いほどお子さんの英語力は伸びます「発音だけ良くて英語力ない」ってなるより「英語力はあるけど、ちょっと発音がね。。。」っていう方が断然良くないですか?でも、大丈夫ですよ!ちゃんと小さい頃から英語に触れている子は英語の発音を聞いて育つので自分で発音も判断できる子になりますお母様の発音をそのまま引き継いだりはしないです(笑)FAQ一覧はこちら
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Q. まとめて読むより毎日少しずつ読んだ方がいい?

Q. まとめて読むより毎日少しでも読むほうが効果があるか?A:「毎日読む」が圧倒的に効果的•多読は「回路」を作るためのものなので、まとめて読んでも効果は半減します•逆に言えば、一日10分でも効果はあります•それほど「英語を英語のまま読む」という回路を作るのが難しいのです読む馬力ただ、いくら「まとめて読む」とか言っても、日々読んでいない人が「まとめて1日で3万語!」とかは読めないと思います短期間にどれだけ読んだか?を競わせたとしても、結局、勝利するのは「日々読んでいる人」であって、普通の中高生が、日々読んでいないのに、急に大量に読むことはできません多くを読むには「時間」も必要ですが、「馬力」が必要ですそもそも読んでいない子は、その「馬力」が全然ないんです😅中学や高校で英語の試験を受けるとき、50分やら100分やらのテストになりますテストの難しい長文に対応するには、読む「馬力」が必要です自分のレベルに合った楽しい本すら毎日読めないのに、そんな難しい長文を読めるわけがないんです毎日読みましょうちょっとでいいから毎日読まなければ英語の回路が切れてしまいます多読についてはこちら
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自分のYLがどれぐらいかを調べる方法はあるの?

自分のYLを知るには?長く多読を続けていると、自分はYL1.4なら英文を英語のまま読めるけれどYL1.8になると日本語に翻訳してしまっているなあ、、、とかが感覚で分かりますでも、まだ多読を始めて日が浅かったり、これから多読を本格的にやるぞ!という人は自分のYLがどれほどなのかよく分かりません迷った時は「自分のレベルをぐっと下げて読む!」というのが鉄則なのですが、それだって、「ぐっと下げて」ってどれぐらい??と疑問に思うかもしれませんよねその時は、3つを実践してみてください♪レベルチェックの方法1未知単語を数える2音読してみる3音源を聞く未知単語を数える未知単語を数えて、1ページに5%知らない単語が出てくるなら、それは「レベルが高すぎ」ますせいぜい、1ページに2-3%の未知単語に留めてください音読してみるつっかえないで、1ページ、意味を理解しながらスラスラ読めるなら、そのレベルがあなたの適正YLでしょう音読できない単語が結構あったり、音読してると意味がわからなくなる(声を出すことに精一杯)なら「レベルが高すぎ」ます音源を聞いてみる本を見ないで音源を聞いてください8割以上スッと頭に入ってき...
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お子さんの多読の取り組みのお悩みにお答えします

保護者の方から今までも今も よくいただくご相談:長年教室をやっていると、保護者の方たちから「家で全然読まないんですけど。。。」「教室に行ってしまえば楽しいみたいなんですけど、家でやるのを嫌がって。。。」「読んだ読んだと言ってるけど絶対読んでないと思う」などなど呟きが洩れます教える側としては、「そりゃ毎日読んだ方が良いですし、読めれば素晴らしい英語力になります」と言いたいですけど、みなさんは、英語だけやっているわけじゃないですよね?他の教科もあるし、他の習い事もある友達とLINEしたり、部活動を頑張ったり、忙しいんですつい怒って「やめろ」という選択肢を渡してしまう「英語力を誰よりもつけたい!!」とご本人が言っていたとしても、いざやろうとすると違うことに気がいってしまう😅(誘惑はいっぱいありますからねw)そんなお子さんの姿を見ると、つい、「読みなさい!!」と怒ってしまうそれでお子さんと喧嘩になって「読まないなら、もう教室行かなくていい!!先生にも迷惑だし!!」と怒鳴ってしまったりしていませんか?ちょっと立ち止まって長い目で見てください英語は「やらない」という選択ができないことを、保護者の方...