英文要約をするために大事な2点を確認しましょう

2024年に英検には要約の問題が出されるということが決定しました

要約をするためには英文解釈が非常に重要になってきますね

要約以前にその問題を確認してみましょう

英文の正しい解釈

人は英文を読んだり書いたりするとき、自分の中にvocabulary(語彙)やgrammar(文法)を持っています

でも、英文を正しく読むというのは「単語という知識」と「文法の知識」で読めると錯覚している人が非常に多いです

語彙や文法が分かるからといって正しく文を捉えて要約することはとても難しいのです

多くの人は

1 単語を日本語に当てはめる

2 文法を問題集で身につける

3 長文の読解問題を訳しながら解く

という形で英文解釈をすると勘違いしています💦

英文を正しく読み取るというのはこの知識がなければ、もちろん読めませんが、

その知識を総動員して字面を追っているだけではダメなのです

英語の文章は、単語を日本語に訳して、文法のルールを頭に入れ込んだところで正しく読むことはできません

1映像で捉える

単語と単語の関係、文と文との繋がりを読んだ時「映像となって」捉えられるかどうかが運命の分かれ道となります

2ロジック(論理)を学ぶ

また、英文とはどのように書かれているのかを読み取る力(スキミング)をつけてください

その時、語と語の関係、文と文の関係、パラグラフ(段落)の関係、そして、文全体の関係を学ぶ必要があります

そして、重要ポイントを探す力(スキャニング)を養う必要があります

そこを錯覚して、字面だけ追って、それを日本語に直しても読めるようにはなりません

読んだもののイメージ化

よく勘違いされるのが

単語から文法、文法をやってから長文、、、、という学習法です

英文を読むというのは日本語を読むのと同じです

例えば、小説を読んだりしますよね?

その時は勝手に自分のイメージを作り出して読んでいるはずです

そして、それが映画化されるとしますよね?

そうすると「イメージと違ってヤダ」という人が必ず出てくるわけです

つまり、文字を読んだ時、生き生きとしたイメージを描いているわけですね?

英語の文章も同じです

そのイメージができずに、「英文和訳」みたいになっている人は、そもそも要約どころではないのです

そういう人はまず、「長文が苦手」で「読んだけど何をいってるか分からない」

となるわけです

そういう人は間違いなく、「読む量の不足」が起こっています

多読がものすごい威力を持つ、というのはこのせいです

このイメージを持てない人は、長文もリスニングも苦手です

多分得意なのは、カッコ抜きの問題、読まなくても良い問題、だけでしょう

多読成功者がリスニングと長文が飛び抜けて得意なのはこの「イメージ力」だということを忘れずに!

そして、読んでない人はその感覚をゲットすることはできません

論理的思考

当たり前ですが、英語には英語のロジックがあります

日本語のように起承転結という形ではなく

英語は

introduction

body

conclusion

という形で文章が成り立っています

また、文章は全て相互の関係性によって成り立っています

このロジックを身につけないと、どこが大事でどこが大事ではない、ということを理解することができません

このロジックは4技能(書く、読む、話す、聞く)全てに当てはまっていきますので、

この能力を徹底的に身につけなければいけません

2つの力を融合して要約する

以上の2つをしっかり確立させた上で、要約の課題に取り組んでいけば必ず上手になります

教室では常にこれを念頭に置いて指導をしています

いずれ英検2級以上の級で高得点を取りたいと思っている方、

有名大学で出題されるような高い英語力を目指したいという方は

ぜひ一緒にレベルアップをしていきましょう!

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