YL0.9 – 2.1 Life in the Wildシリーズ

Big Bear Hug

題名: Big Bear Hug (Life in the Wild, 1)
著者: Nicholas Oldland
出版社: Kids Can Press
YL: 0.9-1.1
語数: 330

概要

森の中に、とても大きくて、とても優しいクマがいました。
このクマは、なんでもハグしてしまうほど愛にあふれているのです。

動物たちをハグし、鳥をハグし、そして特に木が大好きで、木をハグするのがいちばんのお気に入りです。

ある日、クマは森の中で、斧を持った男の人に出会います。その人は、森の一番美しい木を切ろうとしていたのです。

クマは怒ります――でもそのとき、彼は自分が本当にしたいことを思い出します。

怒りにまかせて攻撃する代わりに、クマがしたのは……大きなハグでした。

この物語は、「怒り」や「破壊」に対して、やさしさと愛情で向き合うことの大切さを伝えています。

Up the Creek

題名: Up the Creek (Life in the Wild, 4)
著者: Nicholas Oldland
出版社: Kids Can Press
YL: 1.9-2.1
語数: 555

概要

森に住む3人の仲良し――クマ、ヘラジカ、ビーバーが、ある日カヌーで川下りに出かけます。

でも、「誰が漕ぐ?」「誰が舵を取る?」と、最初からケンカばかり。

3人は協力することを忘れ、思い思いに動いてばかりで、カヌーは右へ左へ、クルクル回ってしまいます。

やがて急流にのまれ、岩にぶつかり、カヌーは壊れてしまいます。
夜の川岸で、3人はようやく「協力することの大切さ」に気づき、仲直りします。

次の日、森へ戻るために、3人は力を合わせてカヌーを直し、無事に帰ってくるのです。

Making the Moose Out of Life

題名: MAKING THE MOOSE OUT OF LIFE (LIFE IN THE WILD)
著者: Nicholas Oldland
出版社: Pikku Publishing
YL: 1.4-1.6
語数: 519

概要

控えめで冒険を避けがちなムース(ヘラジカ)のお話です。

友達のクマやビーバーが雨の中で水たまりを跳ねたり、凧揚げをしたり、スキーを楽しんだりしているのを、ムースはいつも遠くから見ているだけでした。

しかし、ある日、彼は自分が人生の楽しみを逃しているのではないかと感じ、勇気を出して一人でセーリングに出かけるのでした。

ところが、嵐に巻き込まれて見知らぬ島に流れ着いてしまいます。

最初は戸惑いますが、ムースは島での生活を楽しむことに決め、食べ物を探したり、火を起こしたり、新しい友達のカメと遊んだりして過ごします。

最終的にクルーズ船に救助されて帰宅した彼は、人生を積極的に楽しむことの大切さを学びます。

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