「なぜ聞き取れなかったか」を分析してからトレーニングする

4月になりました

教室では今までなかった新カリキュラムからスタートしました

4月1日はリスニングトレーニング(音読道場)のレッスンでした

このレッスンでは発音&音読を通じてリスニング力を上げていきます

リスニングというのは「聞いているだけ」でレベルが上がったりはしないです

また、わからないものを聞いていてもレベルは上がらないのです

では、どうするか?

まずは聞こえない「理由」を探らなくてはいけません

リスニングで聞き取れない理由

英語が聞こえない理由は‥

  • 1 単語をそもそも知らない
  • 2 文法がわからない
  • 3 聞いてる素材の知識がない(ただし、試験の場合は問題ないことが多い)
  • 4 見れば(読めば)わかるが聞いたらわからない

この4つです

1と2は、分かるか分からないかの問題なので「分かるようにすればいい」だけなので、

知らない単語があったら調べましょう

わからない文法があったら文法書で学びましょう

3はそもそも日本語でも理解ができないはずなので、どうしても聞き取りたい時は

日本語力と知識を高めていくしか方法はありません

問題は4です

これは「見たら理解ができるのに、耳からだと理解ができない」ということになります

それでは、なぜ見たら分かるものが聞いたら分からなくなるのでしょう?

見たら分かるが聞いたら分からない理由

  • 1 発音の問題
  • 2 音の変化の問題
  • 3 英語の語順のまま聞き取れない
  • 4 スピードについていけない
  • 5 長い間聴きづけていることができない
  • 6 段落が変わったことに気づけない
  • 7 言ってることはわかるけど、要点を捉えられない

というような問題が出てきます

一口に「リスニングが苦手」と言っても、

なぜ聞き取れなかったのか?をまず分析する必要があります

そして、1-5までの問題と6-7の問題は明らかに別の要素が絡んできます

これを同じトレーニングで聞き取ることはできません

「聞こえるようにする」トレーニングと

「分かるようにする」トレーニングは全く別物だからです

このようにリスニングは「なぜ聞き取れなかったのか」という分析後に

どのようなトレーニングを組み合わせていくか、が非常に重要となります

「聞けば聞くだけリスニング力が上がる」という方法もアリとは思いますが時間がかかります

このように分析してトレーニングをしていけば最短距離でリスニングが飛躍的にアップしますよ!

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