シリーズ紹介
主人公の エリザベス・アレン は、甘やかされて育ったわがまま娘。
親の判断で寄宿学校に入学することになりますが、エリザベスは「嫌な学校生活をすぐに追い出されたい」と思い、わざといたずらや反抗を繰り返します。
しかし、ホワイトリーフ・スクールは普通の学校とは違っていて、生徒たちが「裁判」や「会議」を開き、規則や罰を自分たちで決めるユニークな仕組みを持っていました。
仲間との関わりの中でエリザベスは次第に変わり、思いやりや責任感を学びながら成長していきます。
特徴と魅力
読みやすい英語:オリジナルはやや古風ですが、児童書らしいシンプルな構文で書かれている。
寄宿学校ものの名作:『ハリー・ポッター』の原型とも言えるイギリス寄宿学校小説の伝統。
子どもの成長物語:わがままな少女が「友だちと協力すること」「責任を果たすこと」を学ぶ過程が描かれる。

Naughtiest Girl
題名: Naughtiest Girl
著者 : Enid Blyton, Anne Digby
出版社: Hachette Children’s
YL: 4.0-4.5
語数: 42,000
概要
第1巻
エリザベス・アレンは、わがままで甘やかされて育った一人娘。
両親に寄宿学校ホワイトリーフ校へ送られることになり、彼女は大激怒します。
「絶対に悪いことをして退学してやる!」と心に決め、いたずらや反抗ばかりします。
ところがこの学校は、先生だけでなく、生徒自身が「学校会議」でルールを決め、罰や褒美を話し合う特別な仕組みがありました。
そこでエリザベスは、自分の行動が他の生徒を傷つけ、孤立してしまうことに気づいていきます。
友人ジョーンとの関わりを通して、友情・正直さ・責任の大切さを学んだエリザベスは、最後には「退学したい」気持ちをやめ、「もっと良い人になろう」と決意するのです。
こちらは1-3巻までが入っている本です↓
Naughtiest Girl again
題名: Naughtiest Girl again
著者 : Enid Blyton, Anne Digby
出版社: Hachette Children’s
YL: 4.0-4.5
語数: 42,000
概要
2巻目
ホワイトリーフ・スクールに戻ってきたエリザベス・アレン。
前作で少し成長したものの、まだまだ「わんぱく」な性格は健在です。
今回は彼女自身が問題児というよりも、学校の中で新たに現れるトラブルメーカーや困った友達に巻き込まれていきます。
エリザベスはクラスメイトたちとぶつかり合いながらも、だんだんと他人の気持ちを理解すること、そして自分の行動に責任を持つことを学んでいきます。
物語の中で、彼女は「自分中心」から「友達のために動く」人間と成長していく姿が描かれています。
Naughtiest Girl Marches On
題名: Naughtiest Girl Marches On
著者 : Enid Blyton, Anne Digby
出版社: Hachette Children’s
YL: 4.0-4.5
語数: 30,000
概要
10巻目(最終巻)
エリザベスは、再びモニターに選ばれて喜びますが
ある日、机の中に「イヤな内容のメモ」が忍ばされます。
そのうえ、真夜中の枕投げの噂を流されて、彼女の評判が悪化してしまいます。
誰かが彼女に恨みを持って仕組んでいるようですが、犯人は誰なのか、そしてその理由は何か──。
エリザベスは敵意の原因を突き止めようと奮闘します。
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