中学生のクラスで
prediction(予想)という技術を勉強しました
実際にアメリカの子たちが読む教材を読んで答えてもらったんですが、
多読を長年している子としてない子に大きな差が出ました
predictionというのは本文を手掛かりに自分の答えを書いていくという問題なのですが
答えがあるようでないんですね💦
自力で答えを思いつかないと何も書けないのです😱
「答えがあるものを解く」訓練しかしていないと
Prediction(予想)はものすごく難解なものになってしまいます😅
多読を長年生活に取り入れ、小さい頃から自分の意見を言う訓練をしてきた子達にとっては、
この「答えがない」という問題は
ものすごく楽しい分野になりますが、
英語は「解くもの」として捉えてきた生徒たちにとっては恐怖でしかありません(もちろん性格的に向いてる子もいるので絶対ではないですよ)
実際、長年多読をやってきた子たちに
「入試もこんな内容だったら嬉しい?」
と聞いたら
「うん!嬉しい!」
と言っていました
まとまった英文を常に日本語に直さず大量に読んで、考えてきた子たちというのは、
本当にネイティブのような感覚で物事を捉えることができるのだなあ。。。
とつくづく感じました
今回使ったのはDaily Reading Comprehension 3 の p.151です
こういう問題は、英語を「勉強」と捉えている子たちにとってはかなり辛いのです
1 What do you think will happen next?
2 If Fox wins the race, what will he most likely say to Snail?
3 Describe Fox’s personality. Use a piece of text evidence.
4 Write a question that helped you get more involved in the story.
日本語訳
1 次に何が起こると思いますか?
2 もしキツネがレースに勝ったら、彼はおそらくカタツムリに何と言うでしょうか?
3 キツネの性格を述べてください。テキストの一部を証拠にしてください。
4 あなたが物語により深く関与するのに役立った質問を書いてください。
英検などの資格試験や受験用の英文しか読まず(聞かず)、
英語を「勉強」としてしか捉えられない人は
英語を使えるようにはなりません
英語は「解くもの」ではなく「使うもの」だからです
コミニュケーションの道具なのです
英語を話す&書くには大量のインプットが必要です
また、そのインプットを実際に使う(アウトプット)が欠かせません
英語を勉強するなら「解く」ものにはしないようにしましょう!