多読ブログ

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すでに100万語に達成し、多読歴2-3年以上の中高生へ

中学から数えて多読歴3年以上の人へ多読を中学以降2-3年以上してきて、まだYLにこだわっている人はいますか?もし、YLで本を選んでいるのであれば、そろそろYLの呪縛から逃れましょう 高1の生徒に「自分のYLがよく分からない」と言ってくる子がいますほとんどの生徒は自分がどのレベルを読めるのかを把握していますが、この子だけは自分のYLがよくわかっていません一見すると問題児のように見えますが、実はそうではないのです多読をしていると、どうしても語数とかYLにこだわってしまい、「自分は今YL0.8だからそれ以上のものは読めない」とか「読める」とか数字で測ってしまうんですねでも、このようにざっくりと読む子は本当に読書を楽しんでいる子が多く、「読めるものを読む」という基本中の基本を実施できています自分がこの本なら読める、とか読めない、とかを肌で感じることができるようになります数字というのは良くも悪くも人を縛ってしまいます保護者の方も本を借りるとき、自分の子はYL0.5だから、これ!とお子さんの本を選んでしまう傾向が出てしまいます(だから保護者の方が代わりに借りるのはダメなのです)そうすると、YLでし...
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多鑑をしてイメージを掴む訓練をしていきましょう

多鑑英語力を育てるには、「多読」だけでなく「多鑑」(たくさん観る)もとても大切です。なぜなら、多読&多聴だけでは場面や気持ちなどのイメージがつかみにくいから。そこで、「字幕なし」でやさしい英語のドラマやアニメをたくさん観ていく。これが多鑑の基本です。はじめは全部わからなくてOK。大事なのは、👀 登場人物の表情・動き🎵 音楽や場面の雰囲気👂 英語の音やリズムこれらを「感じながら」英語に触れること。そうしていくうちに、*英語が英語のままわかる力*音で意味をつかむ力*会話に強くなる耳が、少しずつ育っていきます。📚 多読で「文字から学ぶ」🎥 多鑑で「音と絵から感じる」この2つを組み合わせることで、英語の理解はぐんと深まっていきます字幕なしで映画を見るには?よくこんな声を聞きます。「いつか字幕なしで映画を楽しめるようになりたい!」でも実際、それができるようになるには──?音読?単語暗記?問題集??…じゃないんです。当たり前ですが、字幕なしで映画を観るには、字幕なしで観る練習が必要なんです(ね、当たり前ですよね😅)でも!最初から難しい映画を観ても、わからなくて嫌になってしまいます。だから、多読と同...
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「私、発音が悪いので読み聞かせなんてとんでもないです!」

「私、発音が悪いので読み聞かせなんてとんでもないです!」↑これは、本当によく聞くお言葉です😅英語の絵本をおうちで読み聞かせしてほしい…そう思っている私たちにとっては、実はちょっともったいないひと言。「私の発音じゃ無理です」——そんなふうに思ってしまう気持ちも、よくわかります。でも、まさかその言葉、お子さんの前で言っていませんよね?もしお子さんがそれを聞いたら、「良い発音じゃないと英語を話してはいけないんだ」というメッセージとして、まっすぐ受け取ってしまいます😢でも大丈夫。お母様の読み聞かせには、ものすごい力があるんです。たとえ発音に自信がなくても、読み聞かせの量が多ければ多いほど、お子さんの英語力は確実に伸びます。もちろん、CDやYouTubeの音声を活用するのもとても良いことです。でも、それでもやっぱり——お母様の読み聞かせには、私たちプロの指導者でも太刀打ちできません。なぜなら、お子さんにとって一番安心できる声だからです。しかも、小さい頃から英語に触れて育った子どもたちは、耳が育ちます。音の違いもちゃんとわかります。だから、お母様の発音をそのまま引き継ぐことはありません(笑)英語は...
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多読を英検取得のために利用しない方がいいわけ

うちの教室のお子さんの英検取得率はとても高いです高校生で準一級を持っていても珍しくないし、中学から準一級にチャレンジする子もいますでも英検のために多読をする(つまり、英検の勉強をほとんどせずに多読のみにする)、というのはおすすめしませんゴールが違いすぎるからです多読を英検に結びつける場合は、「英検(素材)で多読」をされた方がいいでしょうそうではなく通常の多読の場合、多読のゴールは「楽しく夢中でどんどん読みたくなる」というものですつまり、読みたいというパワーを育てること英検のゴールは「高い級を取る」ということですつまり、自分が満足できる称号を得ること今は亡き松本道弘さんのお言葉で言うと多読には「磁石」のパワーが必要ですうちに秘めた自分のパワーで「ああ読み終わっちゃった。さあ、次の本を読もう!」という気持ちを育てるのが最優先です文字を追って読むのではなく、心から楽しめる本を探していく必要があります一方、英検は「電池」みたいなパワーですフルパワーになったら充電しなくてはいけない3級を取ってその時は喜ぶけど、すぐ準2級にチャレンジしないと、と自分も他人もプレッシャーをかけていきます英検は自分を...
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多読教室に入りたい!と思ったら確認することは?

この頃、多読教室が流行っているそうですもし、興味があって教室を探しているなら必ず確認/認識して欲しいことがあります多読教室の選びの5つのポイント先生が多読をしているか?当たり前のような話ですが、実は当たり前でもありませんこの頃流行ってるから、と言って多読指導できます!と謳う指導者が一定数いるはずです😅多読教室をお探しなら、先生が多読を実践している方を選んでください自分で多読をしていない先生、またはしていてもレベルが低いものしか読んでいない先生のもとで勉強するとお子さんが大きくなった時バイバイされます😅先生が目先のことではなく未来を考えているか?皆さんは「小学生」の時だけ英語力がつけばいいと思っているのではないですよね?成長した時にお子さんが英語に困らないように英語を学ばせたいのですよね?お子さんが「小学生の時何を読めるか?」ではなく、大きくなった時、「結構すごいものを読めているか?」を期待できる指導をしてもらっていなければいけないはずです英語は積み上げ方式ではなく、トップダウン方式でなくてはいけませんゴールは、小学校時代の使えない5級やら4級、なんかじゃないはずです社会に出て通用する英...
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レベルを速く上げたい人こそ下のレベルから読もう!(高校編)

高校生の多読の注意点高校生からの多読は必ず注意しなければいけない点がありますそれは「どうしても高いレベルからのスタートになりがち」ということ英語をしっかりお勉強してきたタイプは本当に要注意です😅やはりこの生徒さんもそんな中のひとりです最初からYL0.5だの0.8だの「わかるわかる」と読み進めてしまっていました彼は教室に4月から入会しましたが「頑張って読もう!」という気持ちが空回りしてどうしても高いものを選びがちになっていたのです「素直にアドバイスを聞いた」結果「ちゃんと低いものからスタートしないと多読が成功しない」と伝えてYL0.3以下をきちんと読むようアドバイスをしましたそして11月になった今、読了数が10万語に達しました!!「今のYLは?」と聞いたら「YL0.3ぐらい」「もう10万語を達成しているんだからYL0.5ぐらいまで上げて読んでみましょうかYL0.6を読む時は相談してね」とアドバイス彼は「はい!」と言って席に戻って多読をスタート♪ちょっとずつこんな感じでレベルを上げていくと多読は成功します彼は頭のいい子だったので無理をしてYLを上げがちになってしまうだろうな、と踏んで、当初...
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自分のYLがどれぐらいかを調べる方法はあるの?

自分のYLを知るには?長く多読を続けていると、自分はYL1.4なら英文を英語のまま読めるけれどYL1.8になると日本語に翻訳してしまっているなあ、、、とかが感覚で分かりますでも、まだ多読を始めて日が浅かったり、これから多読を本格的にやるぞ!という人は自分のYLがどれほどなのかよく分かりません迷った時は「自分のレベルをぐっと下げて読む!」というのが鉄則なのですが、それだって、「ぐっと下げて」ってどれぐらい??と疑問に思うかもしれませんよねその時は、3つを実践してみてください♪レベルチェックの方法1未知単語を数える2音読してみる3音源を聞く未知単語を数える未知単語を数えて、1ページに5%知らない単語が出てくるなら、それは「レベルが高すぎ」ますせいぜい、1ページに2-3%の未知単語に留めてください音読してみるつっかえないで、1ページ、意味を理解しながらスラスラ読めるなら、そのレベルがあなたの適正YLでしょう音読できない単語が結構あったり、音読してると意味がわからなくなる(声を出すことに精一杯)なら「レベルが高すぎ」ます音源を聞いてみる本を見ないで音源を聞いてください8割以上スッと頭に入ってき...
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多読用語の「YL」とは何の略語なのか?

多読用の書籍を探していると、語数と一緒に「YL0.5」のような記号と数字を見ることがありますねYL略語の意味実はこれはY:読みやすさL:レベルという略です😅私も知った時はビックリ😵「え?日本語??」って思いましたwwYLや語数の設定の目的「快読100万語!ペーパーバックへの道 (ちくま学芸文庫)」の著者:酒井 邦秀さんによると、「SSS英語多読研究会の掲示板で『多読を遠隔支援するためのもの』として作られたようです掲示板では顔が見えない人たちに、「どんな本を読めばいいか?」ということを伝えないといけませんそのためにできたのがYLです🤔(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js?20220329","m...
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お子さんの多読の取り組みのお悩みにお答えします

保護者の方から今までも今も よくいただくご相談:長年教室をやっていると、保護者の方たちから「家で全然読まないんですけど。。。」「教室に行ってしまえば楽しいみたいなんですけど、家でやるのを嫌がって。。。」「読んだ読んだと言ってるけど絶対読んでないと思う」などなど呟きが洩れます教える側としては、「そりゃ毎日読んだ方が良いですし、読めれば素晴らしい英語力になります」と言いたいですけど、みなさんは、英語だけやっているわけじゃないですよね?他の教科もあるし、他の習い事もある友達とLINEしたり、部活動を頑張ったり、忙しいんですつい怒って「やめろ」という選択肢を渡してしまう「英語力を誰よりもつけたい!!」とご本人が言っていたとしても、いざやろうとすると違うことに気がいってしまう😅(誘惑はいっぱいありますからねw)そんなお子さんの姿を見ると、つい、「読みなさい!!」と怒ってしまうそれでお子さんと喧嘩になって「読まないなら、もう教室行かなくていい!!先生にも迷惑だし!!」と怒鳴ってしまったりしていませんか?ちょっと立ち止まって長い目で見てください英語は「やらない」という選択ができないことを、保護者の方...
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2022/8/31 多読マラソンが終わりました

6月30日から8月31日まで読む量を競う多読マラソンが終わりましたご参加くださった皆様、お疲れ様でした!参加者今年は小4クラスから大人クラスまで60名以上が参加となりました集まった多読手帳は私たち講師の分を入れると101冊でした😵目標達成できた?最初は飛ばして頑張ったものの、後半はうまくペースを保って読めなかったり、目標を大きく超えたり、また逆だったり、多読手帳を紛失してしまって大騒ぎになったり、期日に結果報告をし忘れたり、といろいろなドラマがあるのがこの多読マラソンです😅50メートル走を8秒台で走る人が大会で6秒台で走ることができないのと同様日々読んでいない人が多読マラソン時だけ急に50万語読めたりすることはありません普段からどれだけペースを保って読んでいるかが問われる大会です受験勉強に似ているところがありますね💧結果発表についてこれからみなさんが提出してくれた多読手帳を1冊ずつ目を通して、語数&冊数を確認していきます結果は集計が済み次第発表しますが、多読手帳を1冊ずつ見ますので時間をしばらく頂戴します多読マラソンについてはこちら結果が出るまでドキドキしながら(笑)お待ちください