白岡

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「なぜ聞き取れなかったか」を分析してからトレーニングする

4月になりました教室では今までなかった新カリキュラムからスタートしました4月1日はリスニングトレーニング(音読道場)のレッスンでしたこのレッスンでは発音&音読を通じてリスニング力を上げていきますリスニングというのは「聞いているだけ」でレベルが上がったりはしないですまた、わからないものを聞いていてもレベルは上がらないのですでは、どうするか?まずは聞こえない「理由」を探らなくてはいけませんリスニングで聞き取れない理由英語が聞こえない理由は‥1 単語をそもそも知らない2 文法がわからない3 聞いてる素材の知識がない(ただし、試験の場合は問題ないことが多い)4 見れば(読めば)わかるが聞いたらわからないこの4つです1と2は、分かるか分からないかの問題なので「分かるようにすればいい」だけなので、知らない単語があったら調べましょうわからない文法があったら文法書で学びましょう3はそもそも日本語でも理解ができないはずなので、どうしても聞き取りたい時は日本語力と知識を高めていくしか方法はありません問題は4ですこれは「見たら理解ができるのに、耳からだと理解ができない」ということになりますそれでは、なぜ見た...
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高校生クラス最後のレッスンは6角ディベートにチャレンジ

六角ディベート高校&大学生のクラスの最終日に六角ディベートを行いましたこのディベートとの出会いは今から10年ほど前でした今は亡き松本道弘先生より学び、なんて面白いんだろうと感動したのを思い出します六角ディベートは単純に勝ち負けを競うものではなく、お互いを認め、真理を追求していきますこのディベートではプレーヤーそれぞれが自分の役目を果たします役目とはこれです石ー立論風ー質問による尋問空ーチームリーダー火ー経験を熱く語って反駁水ー最終弁論9名クラスだったので、4対4に分け、1人をジャッジとして始めました今回の内容今回のお題は「生まれ変わったらハチになりたいか?アリになりたいか?」でした(笑)「どちらがいいですか?」と聞いたら両チームがハチ!!と言うので(ハチ人気じゃんw)ジャンケンして決めました4分間作戦タイムを取って、スタートまずは石がいかにアリが素晴らしいかを語りましたその次にハチグループの風が「?」の形で主張を崩していきますこれは意外に難しくて、「こうだ!」と言い切ることはできません質問形で相手の隙をついていくんですね初めてこんな経験をした生徒たちは超下手でした(爆)「それじゃ意味な...
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高校クラス:22年度卒業生たちのアンケート

毎年高3生にアンケートを実施しています今年は4名の生徒さんが高校卒業ですQ 現在何万語達成していますか?110万語21万語1,200万語400万語Q 毎日の英語読書量は?20分45分45分以上Q 多読時間の確保のコツは?毎日同じ時間に行う習慣化日常の生活に入れていくこと(どうしても忙しい日とかはベッド入る前の15分は絶対に読むとか、語数100語以下の本1冊だけとかでもいいからとにかく読まない日を作らない)好きな本、読みたいって思わせてくれる本を見つけるグループで多読量をレポートする私からーお風呂に入るみたいに毎日やるべきことにするのが大事ですねQ 受験時に教室を辞めなかった理由は?高得点を取れる方法だと思ったからやめるという選択肢がなかったやめたら英語ができなくなると思ったやめる理由がない私からー毎年のようにこの「やめる理由がない」という回答があります。多読が自然になっていて嬉しいですね♪Q 検定試験のアドバイス単語量を増やすスキャニングして該当の部分を探す語彙強化一発で受かるのは難しいので続けて受けるべきライティングの指導&面接練習を受けるべき私からー英検は受験では大きな役割を果たし...
実績

英語資格試験結果(2022年度)を載せました

2022年度の英検結果をまとめました高校受験でも大学受験でも英検が大活躍しています今年も英検を持っているために他教科の勉強時間を確保し、志望校へ行ける可能性がグッと広がったという生徒が多数いました必ずしも取らなくていいという時代は終わり、取ってないと受験が倍難しくなるという資格となっていますので積極的に取っていきましょう大学受験では最低2級、できれば準1級を取得したいものです教室では英検のクラスというものがあるわけでもないですし、特に対策をするわけでもないですが、日々多読を通じて大量の英語に触れているためさほど苦労もなく英検は取れていますTOEIC大学1:720点 (満点は990点)GTEC高1:991点(満点は1280点)高1:819点英検2022年度結果準1級 2名… 高3・高22級A 3名…高2(2名)・高12級 5名… 高3・高2・高1(3名)2級 1次試験通過:高3・高2・中3準2級 4名…高3・中3・中2・中1準2級 1次試験通過:小63級 8名…高1・中1 (4名)・小6・小5・小44級 6名…中2(2名)・中1・小5(3名)5級 4名…小6 (2名)・小5 (2名)20...
実績

2022年度第3回英語技能検定 教室の生徒の結果

1月は英検第3回が実施されました!やはりライティングで決まってしまうなあという印象でしたライティングはたったの1問しか出題されないため、合否を左右してしまいますライティングは書いていないと腕が鈍りますからしっかり準備して受けたいですね今回は高校生の2級の一次試験突破者が多かったです♪これで教室の高校生は86%が2級(1次試験)に合格したことになりますまた、中学1年生が3級100%合格ということになりました!合格2級2級A:2名(高2)2級:3名(高3)(高2)(高1)こんにちは🙇‍♀️1年前の3月に、高校3年生で二級を取るのを目標に入会させていただきました🙇‍♀️明日、明後日の高校3年生の最後の授業の前日に無事二級を取ることができました🥺本当にありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️嬉しいです🥺🥺高3のお母様より正直、本人、合格出来ると思っていなかったので、親子でびっくりです。的確なアドバイスのもと、正しい方法で、勉強する事がこんなにも大切なんだと、改めて実感いたしました。Akiさんにご指導していただかなければ、ただただ間違った方法で、闇雲に頑張り回り道をする事になっていたと思います。そう...
実績

2023年 高校受験 & 大学受験の結果です

受験結果教室では特に受験対策というものは行っていませんが、以下の実績があります英語の点数を大きく稼げるので、比較的楽に受験勉強が進んでいるようです今回は高3生4名のうち3名が英検準1級取得者でした全員何らかの形で英検を利用しました中3生は8名のうち6名が準2級、1名は2級取得者でした大学私立大学青山学院(英米文)2名青山学院(経営)学習院(国際社会)國學院(英文)上智(外国語)東洋(英文)獨協(外国語)2名獨協(国際教養/法学/経済/文学)武蔵(人文)明治(国際日本)立教(英文)(スポーツ)(社会)早稲田(政経)保護者様からのコメント多読に目覚めたのは中学生になってからで中3の時にはAkiのところに週3回通うほど英語が大好きになりました。中3の夏に塾で3日くらい英語をする機会があったんですけど真っ青な顔で「英語が英語のまま入ってこない」と言い出し、テストの点が取れなくなるより英語を読んで日本語が介入するのが嫌という事で塾で英語をとるのをやめたのが衝撃的でした。大学受験は本当に英語に助けられました。第1希望の大学は英語以外の教科が × だったので共通テスト最終リサーチはE判定だったんです...
英語表現

most と most of の使い分けの違い

教室の生徒さんを見ていると、結構英語力の高い人でも間違うのがmostとmost ofの違いですケンブリッジ英英辞典を見てみるとWhen we are talking about the majority of something in general, we usemost+ noun. (一般的な大勢の話をしている場合は most + 名詞)When we are talking about the majority of a specific set of something, we usemost of the+ noun.(限られた中での大勢の話をしている場合は most of + 名詞)と書いてありますMost of は大多数を言う場合、まず使えませんmost of は「この部屋にいる男子の大部分」のように条件があって初めて使えます大部分のアメリカ人、と言うような大きい括りの場合は、ofは不要です英語表現の一覧はこちら
FAQ

Q 同じ本ばかり読んでいてもいいのでしょうか?

Q. 好きなシリーズの本ばかり読みたがるのですが、本人が興味をもった本ならそれで良いのでしょうか?A. 大丈夫です好きなだけ読ませてあげてください多読は英語の勉強の一環ですが、あくまで本を読んでいるということを忘れずに!子供は何度も同じものを読むものですよね親としては色々な本を読ませたいと思うものですが、実は同じ本を繰り返し読むことは子供たちにとっては「心の満足感」を与えることです親は「いろんな表現に触れてほしい」「バリエーション豊かに読んだら英語力も上がるのに」「賢くなってほしい」と思うのですがお子様たちにとっての絵本は「心へのおやつ」と同じですそんなに繰り返し読みたい!と思えるほどの本に出会えたことが幸せです💓子どの時代は、何事も繰り返します繰り返すことで学び、満足感を得て、飽きたら次の事に移っていきます繰り返す事でしか学べないことも多いですからお子様が飽きるまで好きな本を読み聞かせ(または自力読み)をされるといいでしょう飽きるまで読めば、その表現を使えるようにもなりますから一石二鳥では?FAQ一覧はこちら
FAQ

「私、発音が悪いので読み聞かせなんてとんでもないです!」

「私、発音が悪いので読み聞かせなんてとんでもないです!」↑これは、本当によく聞くお言葉です😅英語の絵本をおうちで読み聞かせしてほしい…そう思っている私たちにとっては、実はちょっともったいないひと言。「私の発音じゃ無理です」——そんなふうに思ってしまう気持ちも、よくわかります。でも、まさかその言葉、お子さんの前で言っていませんよね?もしお子さんがそれを聞いたら、「良い発音じゃないと英語を話してはいけないんだ」というメッセージとして、まっすぐ受け取ってしまいます😢でも大丈夫。お母様の読み聞かせには、ものすごい力があるんです。たとえ発音に自信がなくても、読み聞かせの量が多ければ多いほど、お子さんの英語力は確実に伸びます。もちろん、CDやYouTubeの音声を活用するのもとても良いことです。でも、それでもやっぱり——お母様の読み聞かせには、私たちプロの指導者でも太刀打ちできません。なぜなら、お子さんにとって一番安心できる声だからです。しかも、小さい頃から英語に触れて育った子どもたちは、耳が育ちます。音の違いもちゃんとわかります。だから、お母様の発音をそのまま引き継ぐことはありません(笑)英語は...
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Q. まとめて読むより毎日少しずつ読んだ方がいい?

Q. まとめて読むより毎日少しでも読むほうが効果があるか?A:「毎日読む」が圧倒的に効果的•多読は「回路」を作るためのものなので、まとめて読んでも効果は半減します•逆に言えば、一日10分でも効果はあります•それほど「英語を英語のまま読む」という回路を作るのが難しいのです読む馬力ただ、いくら「まとめて読む」とか言っても、日々読んでいない人が「まとめて1日で3万語!」とかは読めないと思います短期間にどれだけ読んだか?を競わせたとしても、結局、勝利するのは「日々読んでいる人」であって、普通の中高生が、日々読んでいないのに、急に大量に読むことはできません多くを読むには「時間」も必要ですが、「馬力」が必要ですそもそも読んでいない子は、その「馬力」が全然ないんです😅中学や高校で英語の試験を受けるとき、50分やら100分やらのテストになりますテストの難しい長文に対応するには、読む「馬力」が必要です自分のレベルに合った楽しい本すら毎日読めないのに、そんな難しい長文を読めるわけがないんです毎日読みましょうちょっとでいいから毎日読まなければ英語の回路が切れてしまいます多読についてはこちら