白岡

YL1(1.0-1.9)

YL1.6 King and Kayla and the Case of the Missing Dog Treats

題名:King and Kayla and the Case of the Missing Dog Treats著者: Dori Hillestad Butlerイラスト:Nancy Meyers出版社 ‏ : PeachtreeYL: 1.6語数: 1,299賞:セオドア・スース・ガイゼル賞犬のKing とその飼い主のKaylaは仲良し二人でいろんな事件を解決していくシリーズです今回は犬用のお菓子を盗んだ犯人探しのお話ですKaylaがピーナツバターのお菓子をプレゼントしようと台所で奮闘していましたKingはそのお菓子が欲しくてKaylaの側で待機していますでも、これはプレゼントなのであげられませんKaylaはKingの気を逸らすために、庭で遊ぼうと声をかけますそこで可愛らしい子犬に出会うのですが、この子犬がプレゼントの受け取り主だったのです2匹が戯れていると、冷ましている最中だったお菓子が消えてしまっていました一体誰が食べたのでしょうか?この本はセオドア・スース・ガイゼル賞の作品です他のYL1台の本はこちらお問い合わせはこちら
YL2(2.0-2.9)

YL2.5 Lost in the Desert 5,000words

題名:Lost in the Desert著者: Elizabeth Kay出版社 ‏ : Barrington StokeYL: 2.5語数: 5,000CD:入手難ディスレクシア用問題児が(無理やり親に)入れられるブートキャンプで教官のGaryとMaxの言い争いから物語が始まりますこのキャンプはゴビ砂漠にあり、逃げ出すことが非常に難しい環境にありますでも、マックスはチョコバーとコーラを持ち出し砂漠に足を踏み入れるのでした行けども行けども砂漠でマックスは最悪の結果を思い描くようになります喉が乾きすぎて締め付けられ、頭痛もあり、死を覚悟した時現地の少女Zulに出会い、砂漠で暮らすことがどういうことかを徐々に学んでいきますディスレクシア用として作られた本なので行間が大きく開いて、かなり読みやすいです🎵YL2.0-2.9の本はこちらYL一覧はこちら多読教室へのお問合せはこちら
YL1(1.0-1.9)

YL1.6 Drawing Together 2,000words

題名:Drawing Together著者: Mimi Thebo出版社 ‏ : Walker Books LtdYL: 1.6語数: 2,000ルーシーは、入学後、友達がなかなかできません知り合いのハリエットはそんなルーシーをからかい続けます友達の輪に入ることもできないルーシーに先生はいろんな色のチョークを渡します夢中でどうぶつの絵を描き続ける彼女を(やはり友達の輪に入れない)二人の男子がじっと見つめていましたいつしか3人で地面に色々な絵を描き続けていたらいつの間にか3人で親友になっていたという心温まるお話です絵がふんだんにあり、語数も2,000語とちょうどいい感じなので15-20分ぐらいで読み切れます🎵YL一覧はこちら
ブログ

文法は問題集では身につけることができません

中学の英語が21年度を境にガラリと変わり、従来の方法では英語の点を取ることができなくなりました受験英語から実用英語へ移行したためですそのため、教室では新しいクラスを設置しました大抵は中高生用のクラスなのですが、小学生にも文法を意識してほしい思いBBカードを基礎とした文法&ライティングクラスを作りました手っ取り早く語学を身につけるには文法が非常に大事になっていきますでも、ドリルとか問題集とかで文法は身につきません文法というのは1meaning (意味)2 form (形)3 use (使用)で出来上がっていますから、問題をどんなに解いても身につかないのです一昔前と違い「暗記」で英語のテストをクリアすることは厳しいですから、本当に自分で使える文法にしていく必要があります「解く文法」ではなく「聞いてわかる」「読んでわかる」「書けて話せる」という「使える文法力」が必要です実際に使える文法にしていくには耳から文法を入れること&ライティングで入れることが何より大事ですそのために小中学生の生徒さん向けにBBカードを使用したBB文法クラスを23年度からスタートしましたゲームを混ぜながら、作文しながら皆...
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週1では英語力はつかない。では、毎日やらせるにはどうするか?

23年度から「毎日音を聴く&毎日声を出す」という取り組みをしています小1から高3まで、ほぼ100%の生徒さんが私に音読やシャドウイングの動画を送ってくるという活動です365日、毎日たったの1分ですが、たったの1分、されど1分ですこの取り組みをしたいなと思ったのは、生徒さんの-アウトプットの素地となる音読回数の少なさ-リスニングが「限られた子」しか得意になっていない-「毎日」が何より大事な語学学習ができる子が少ないというのももちろんあったのですが、一つ大きく変わったのは「大学受験の激変」でした💦2021年から英語教育は受験英語から実用英語に大幅にシフトしました教室でも4技能クラスというものを作って大学受験に備えていますがリスニングの比重がますます大きくなり、これは徹底的に音を入れないと読む方にも書く方にも影響が出てしまうと肌で実感しましたまた、テストは読む量が半端なく多い😅😅😅これは、「気が向いた時にリスニングする」じゃダメだ、と悟りましたリスニングは「頑張っても」聞こえません日々の積み重ねが何より大事になります「毎日」読んでね。「毎日」聞いてね。この一言で子供たちが読んでくれるなら誰も...
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23年5月から多読指導者講座第1期を開催することにしました!

5月から多読指導者用のコースを始めました色々な人に「先生に教えるコースを作ればいいのに!」と言われてやってみることにした講座です多読を先生に教える、という発想なんて今までなかったのですが、コンテンツを作り始めたらとても楽しめました♡コロナを機にオンラインレッスンへ参入を決めて、準備をし始めたのが3年前ぐらいHPを作ったり、インスタに投稿したり、と前の自分だったら考えもしなかったようなことがここ2-3年でできるようになりましたそんな中、立ち上げたのが、オンラインコースと先生用のコースでした先生用のコースと言っても、何が喜ばれるのか皆目見当がつかなかったので、大昔の自分はどんなことを求めていたかな?と思い出すところから始めましたまた、生徒さんや保護者の方に多読についてアンケートを取ったり、多読指導をされたい(またはされてる)先生方と交流したりして教えていく内容を作っていきました🎵5月8日に初の講座を行ったのですが、先生方からの反応がとてもよかったので、自分が作った内容が役に立ちそうでとてもよかったです♡先生方のフィードバックを載せておきますので、指導者講座を考えている方は参考になさってくだ...
FAQ

多読と精読の違いは?どちらを優先して行うべき?

Readingというと以前は「精読」のことでした今は「多読」の認知度が高くなって来ましたが、この「精読」と「多読」の2つを紹介していきます自分の勉強に上手く取り入れてみてください精読と多読精読と多読は真逆の勉強方法です精読「質」を高めていく勉強法です単語、文法、構文、意味、ニュアンス、1語1語に焦点を当てて理解します分からないところがなくなるまで分解し、分析していきます母語を使っての解説を聞いたり読んだりすることが多いので読み間違いがなくなります一般的な大学受験の勉強法です多読量をこなしてスピードを重視する勉強法です1語1語ではなく全体を捉えていきます単語も文法も「なんとなく」理解し、それを反復していくと自然に英語を理解できるようになりますこのリーディング方法は母語を介さないので英語を英語の語順のまま取り入れることができ、その結果リーディングのスピードがかなり上がりますただ、自分のレベルより落として大量に読む必要があります精読&多読のメリット精読のメリット新出単語を覚えられる文法や構文を学ぶので、英文の内容をしっかり把握できる読み間違うことなく正確に英文を捉えられるライティングの時正確...
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すでに100万語に達成し、多読歴2-3年以上の中高生へ

中学から数えて多読歴3年以上の人へ多読を中学以降2-3年以上してきて、まだYLにこだわっている人はいますか?もし、YLで本を選んでいるのであれば、そろそろYLの呪縛から逃れましょう 高1の生徒に「自分のYLがよく分からない」と言ってくる子がいますほとんどの生徒は自分がどのレベルを読めるのかを把握していますが、この子だけは自分のYLがよくわかっていません一見すると問題児のように見えますが、実はそうではないのです多読をしていると、どうしても語数とかYLにこだわってしまい、「自分は今YL0.8だからそれ以上のものは読めない」とか「読める」とか数字で測ってしまうんですねでも、このようにざっくりと読む子は本当に読書を楽しんでいる子が多く、「読めるものを読む」という基本中の基本を実施できています自分がこの本なら読める、とか読めない、とかを肌で感じることができるようになります数字というのは良くも悪くも人を縛ってしまいます保護者の方も本を借りるとき、自分の子はYL0.5だから、これ!とお子さんの本を選んでしまう傾向が出てしまいます(だから保護者の方が代わりに借りるのはダメなのです)そうすると、YLでし...
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「なぜ聞き取れなかったか」を分析してからトレーニングする

4月になりました教室では今までなかった新カリキュラムからスタートしました4月1日はリスニングトレーニング(音読道場)のレッスンでしたこのレッスンでは発音&音読を通じてリスニング力を上げていきますリスニングというのは「聞いているだけ」でレベルが上がったりはしないですまた、わからないものを聞いていてもレベルは上がらないのですでは、どうするか?まずは聞こえない「理由」を探らなくてはいけませんリスニングで聞き取れない理由英語が聞こえない理由は‥1 単語をそもそも知らない2 文法がわからない3 聞いてる素材の知識がない(ただし、試験の場合は問題ないことが多い)4 見れば(読めば)わかるが聞いたらわからないこの4つです1と2は、分かるか分からないかの問題なので「分かるようにすればいい」だけなので、知らない単語があったら調べましょうわからない文法があったら文法書で学びましょう3はそもそも日本語でも理解ができないはずなので、どうしても聞き取りたい時は日本語力と知識を高めていくしか方法はありません問題は4ですこれは「見たら理解ができるのに、耳からだと理解ができない」ということになりますそれでは、なぜ見た...
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高校生クラス最後のレッスンは6角ディベートにチャレンジ

六角ディベート高校&大学生のクラスの最終日に六角ディベートを行いましたこのディベートとの出会いは今から10年ほど前でした今は亡き松本道弘先生より学び、なんて面白いんだろうと感動したのを思い出します六角ディベートは単純に勝ち負けを競うものではなく、お互いを認め、真理を追求していきますこのディベートではプレーヤーそれぞれが自分の役目を果たします役目とはこれです石ー立論風ー質問による尋問空ーチームリーダー火ー経験を熱く語って反駁水ー最終弁論9名クラスだったので、4対4に分け、1人をジャッジとして始めました今回の内容今回のお題は「生まれ変わったらハチになりたいか?アリになりたいか?」でした(笑)「どちらがいいですか?」と聞いたら両チームがハチ!!と言うので(ハチ人気じゃんw)ジャンケンして決めました4分間作戦タイムを取って、スタートまずは石がいかにアリが素晴らしいかを語りましたその次にハチグループの風が「?」の形で主張を崩していきますこれは意外に難しくて、「こうだ!」と言い切ることはできません質問形で相手の隙をついていくんですね初めてこんな経験をした生徒たちは超下手でした(爆)「それじゃ意味な...