英英辞典の使い方
教室では英語4技能試験対策のために英英辞典を使った勉強方法を実施しています。
これは「分からない単語を引く」というより、アウトプット(書いたり話したり)のためです。
ただ、
「どんな辞書を使ったら良いか?」
となると、使ったことがない人はわからないですし、英語が苦手な方が選ぼうと思っても、全部英語で書いてあるのでそれを見るだけで頭が痛くなってきますよね😅😅
また、
「いつから英英辞典を使うべきか?」
となってくると、高校生から?中学生から?それとも英検2級を取ってからとか?と分からなくなります。
「分からない単語を引こうと辞書を使うのに、読んだら定義に分からない単語が出てきて、その単語を引いたらまた分からない単語が出てきてイヤになって英英辞典を引くのを辞めた」
という経験のある人もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
でも、レベルが上がれば上がるほど、英和辞典では対応が出来なくなります。
その時に
「英英辞典を引いたことがない」
というのでは遅いですから、「引く癖」をつけていった方が良いです。
英語の中級者&上級者というのは、なんらかの「言語の切り替えスイッチ」みたいなものがあって、英語を英語のまま理解することが必須となってきます。
では、どうすれば、迷子にならずに引けるようになるか?
それは
「既に分かっている単語を英英辞典で引く」
という訓練をすればいいのです!!
教室ではAdvancedクラスでは、もともと英英辞典を使って宿題が出ていましたが、2021年度から一斉に中高クラス&大人クラスで英英辞典を使った活動をしています。
教室で使用している英英辞書
中2の後半からはLongman Dictionary of Contemporary Englishを使用しています
この辞書を使って、自分の単語帳を作り、日々アウトプットの訓練をします
絵辞典
小学生のクラスでは「英語の定義が入った絵辞典」からのスタートです。
いろいろな絵辞典は「ただ、絵と名称」しか書いてないものがあります。また、音がなかったり。。。ですから、絵辞典を使う場合は、
- 「絵がある」
- 「英語の定義がある」
- 「音がある」
の3点が大事になっていきます。
教室の生徒たちは、もともと多読をしていますので、英語を英語のまま捉えるのは苦手ではありませんから、英英辞典にたじろがない、という力が備わったら鬼と金棒になります♪
英英辞典で育った子たちは冠詞に敏感になります。
このようにaやanをつけて単語を捉えられるようになることは、英語を学習する上ではとても大事です↓
日本語→英語という発想のままでいると、つい冠詞を抜かして考えてしまうのですね。
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