側から見ていると多読レッスンは非常に退屈である

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レッスン風景の動画を送ってくれませんか?

どのように多読レッスンをしているのか、動画を送って欲しい

と英語指導者に言われることがありますが

お断りしています

理由は、「動画という名の静止画」でしかないぐらい面白くないからです(笑)

多読というのは

  • 一人で
  • 黙って
  • 自分に合う本を
  • スピード感を持って
  • 大量に読む

という活動ですが、側から見ていると全然面白くありません。

生徒たちは一斉に本を読んでいるだけで、

見学したいと問い合わせてくださる指導者やお客様は多いのですが

かなりつまらないと思います(笑)

このようにただ読んでるだけ(笑)

英語は誰かに学んでいる時に伸びるわけではない

多読の活動というのはどんなことするんですか?

とよく言われます

多読というのは「多くを読む」ということですから

指導者は特に何もしません

言語というものは理解可能な英語に触れている時しか伸びませんから、

先生がしゃしゃり出て文法を説明したり、

子どもたちに感想文を書かせたりしたりすると、

やってる側も見学する側も

「やった気になって充実する」のですが

実はほとんど英語に触れていません😅

英語はスポーツと同じ

英語というのはスポーツと一緒ですから、

  • 理解したら
  • 自分で練習を繰り返して
  • 本番を迎えるのです

そのためには自分一人で行う地味な作業が必要です。

でも、できるだけ多くの英語の時間を取ろうとすればするほど、

見てる側の人は、

レッスンが面白くないものになっていってしまうわけです。

見学に来た人が「読んでるだけですか?」

とか

「こんなの家でもできますよね?」

とか言ってしまうほど面白くないです(笑)

でも

見学者や指導者が好みそうなアクティビティとか

派手なパフォーマンスや神授業をしても

それは真の意味で多読ではありません。

多読とは「意味理解のインプット」の時間である

学習者は多読をすることで、

英語を読んで(または聞いて)クスッと笑ったり、

ハラハラしたり英語の世界に閉じこもっていられるのです。

自分が英語を学んでいる!!

というのではなく

書いてある内容に夢中になって没頭するのです。

こんな贅沢な時間はなかなか家では取れる人は少ないでしょう。

大量のインプットは多読でしかできない

学習者も指導者も派手な活動をすれば安心します。

いかにも英語を学んだ!!

という実感を得られるからです。

逆に、多読は本当に地味で、見ている方はびっくりするほど動きがありません😅

多読の凄さは

多読をやったことがない人には理解されないことが多いのです。

でも、知ってる人は知っています。

多読は、「疑いの余地がないほど」英語力がつくのです。

私たち多読指導者は、普通の学習者が従来の方法で

「長文が苦手」とか「リスニングが難しい」とか苦しんでいるのを横目に

好きな本を楽しみながら

英語のレベルをぐんぐん上げていく生徒さんを

心の中でガッツポーズをしながら、見守っていくのです(笑)

こんなすごい多読法を実践しない手はありません。

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