スペルを覚える時に味方になってくれる書記素の一覧表

皆さんはスペルを覚えるのは好きですか?

それとも、同じ音なのにいろんなスペルがありすぎて頭がパンクしそうですか?

「キック」って言われたら

kick

ってパッと出てこない人にとってはスペルは最悪ですよね?

同じ「k」という発音なのにc, k, ck, q。。。といっぱいパターンがあるじゃん😱

と思う人もいるかもしれませんね。

せめて「k」という音に対応する一覧表でもあれば、、、と思ったことはないですか?

スペルを覚えるのが好きではない人は、書記素を知っておくといいですよ!

英語の書記素ってなに?

今日は英語の「書記素(graphemes)」について書きます。

皆さんは、もしかしたら「書記素」という言葉を初めて聞くかもしれません。

わかりやすく説明するので、最後まで読んでみてくださいね!

書記素とは?

書記素(grapheme)とは、文字や記号など、書き言葉を構成する最小の単位のことです。

簡単に言うと、文字そのものを指します。

例えば、英語のアルファベット A や B などが書記素です。

どうして書記素が大事なの?

書記素は、言葉を文字で表現するための基本的なパーツです。

文字を使って言葉を書いたり読んだりするとき、

書記素が組み合わさって意味を持つ言葉や文章になります。

例えば、”cat”という単語を考えてみましょう。

この単語は”c”, “a”, “t”という3つの書記素からできています。

この書記素を組み合わせることで、私たちは cat という意味を理解することができます。

英語の書記素の例

英語にはいくつかの基本的な書記素があります。

アルファベットの文字の例をいくつか見てみましょう。

  • A: Apple(りんご)
  • B: Book(本)
  • C: Cat(猫)

これらは全て書記素です。

書記素と音素(phonemes)

英語の書記素は、音(音素)と密接に関係しています。

音素とは、言葉の中での最小の音の単位のことです。

書記素と音素が一致することもあれば、しないこともあります。

例えば、cat という単語は3つの書記素(c、a、t)で構成されていますが、

発音するときは”k”, “æ”, “t”という3つの音素になります。

一つの音に対してたくさんの綴りがある場合

英語では、一つの音に対していろいろな綴りがあることがあります。

これが英語の綴りを難しくする一因でもあります。

例えば、音素「エイ(/eɪ/)」の音を考えてみましょう。

この音は次のような綴りで表されることがあります。

  • a: fate(運命)
  • ai: rain(雨)
  • ay: day(日)
  • eigh: eight(8)

他にも、音素「フ(/f/)」の音を考えてみましょう。

この音もいろいろな綴りで表されることがあっていちいち覚えるのが大変ですね。

  • f: fan(扇風機)
  • ph: phone(電話)
  • gh: laugh(笑う)

面白い書記素の例

いくつか面白い書記素の例を紹介します。

  1. 二重音字(digraphs): 英語には二つの文字が一緒に一つの音を作る場合があります。例えば、「sh」や「ch」はそれぞれ一つの音として発音されます。
    • sh: ship(船)
    • ch: chair(椅子)
  2. サイレントレター(silent letters): 発音されない文字もあります。例えば、”knock”では”k”は発音されません。
    • knock: ノックする

フォニックスと何が違うの?

フォニックスとは、

英語の音(音素)と文字(書記素)を結びつけて教える方法のことです。

ですから、書記素の学習というのはフォニックスの前段階ということになります。

書記素の学習から始めよう

いきなりフォニックスを始めるのが難しいと感じる人もいるかもしれません。

その場合、まずは書記素から学び始めるのがおすすめです。

書記素の学習を通じて、文字そのものに慣れ親しむことができます。

これがフォニックスの前段階となり、その後の学習がスムーズになります。

書記素を学ぶとできること

では「書記素(graphemes)」を学ぶことで得られることを紹介しましょう

1. 英語の単語をスラスラ読めるようになる!

初めて見る単語でも、書記素を使って発音を推測できるようになります。

cat や dog などの基本的な単語から始めて、だんだんと難しい単語にも挑戦できます。

これで、英語の本や記事をもっと楽しめるようになりますよ!

2. 正しいスペリングができるようになる!

書記素を理解することで、正しいスペリング(綴り)も自然に身につきます。

どの音がどの文字で表現されるかを知ることで、スペリングミスが減り、

英語の文章を書くのがもっと楽しくなります。

3. 英語の発音が上手になる!

書記素を学ぶことで、英語の発音も上達します。

発音が良くなると、英語を話す自信がつきますし、

ネイティブスピーカーともスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。

友達や外国の人たちともっと楽しくおしゃべりできるようになります!

4. フォニックスをマスターできる!

書記素を学ぶことは、フォニックスをマスターするための第一歩です。

フォニックスを使って、音と文字を結びつけるスキルを身につけると、

英語の読み書きがさらにスムーズになります。

これで、難しい単語や文章にも挑戦できるようになります。

5. 読書がもっと楽しくなる!

書記素をマスターすると、英語の本や物語をもっと楽しめるようになります。

自分の好きな本を原文で読めるようになると、物語の世界にどっぷり浸ることができます。

好きなキャラクターやストーリーを英語で楽しむことで、新しい発見がたくさんありますよ!

6. 自信がつく!

書記素を学んで英語のスキルが向上すると、自分に自信がつきます。

学校の授業や試験でも良い成績を取ることができるし、

英語を使ったプロジェクトや活動にも積極的に参加できるようになります。

自分の成長を実感することで、もっと英語が楽しくなること間違いなし!

まとめ

書記素を学ぶことで得られるメリットはたくさんあります。

英語の読み書きが上手になるだけでなく、自信がつき、世界が広がります。

次に英語を勉強するときは、ぜひ書記素に注目してみてくださいね!

書記素の教材

英語の書記素は、私たちが英語を読んだり書いたりするために欠かせないものですが

色々検索したのですが日本では入手しにくいものでした😅

ということで、音素と書記素の一覧表を作ってみました

作った書記素の表(一部)↓

このように音で綴りがまとまっていればスペルがイメージしやすい!
発音指導士の方からもお褒めいただきました!

Apple Talkの会員様、私のコンサルや講座受講者様で

一覧表が欲しい人はお知らせくださいね!

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