Ready to Read 3: Pinky and Rex シリーズ

Pinky and Rex and the Spelling Bee

題名: Pinky and Rex and the Spelling Bee
著者 : Melissa Sweet
イラスト:James Howe
出版社: Simon Spotlight
YL 1.6-2.0
語数:2539

概要

ピンキーとレックスのクラスでは、ついに「スペリング・ビー(綴りの大会)」の日がやってきます。

レックスはもともとスペルが苦手で、「みんなの前で間違えたらどうしよう」と不安でいっぱい

一方、ピンキーは得意なほうで、自分が優勝するかも!と少しワクワクしています。

ところが、クラスにはもう一人、すごくスペルの上手な新しい子がいて、ピンキーはだんだん自信をなくしていきます。

大会が始まると、レックスは早い段階で間違えてしまい、落ち込んでしまいます。

その後、ピンキーもステージ上で思いがけない失敗をしてしまい、恥ずかしい思いをします。

そんなピンキーを励ましたのは、落ち込んでいたはずのレックスでした。

Ready-to-Read シリーズとは

Ready-to-Read は、米国 Simon & Schuster 社が刊行している人気の児童向けリーダーズシリーズで、子どもたちが「自分で読む力(independent reading)」を身につけるために段階的に構成されています。
物語はシンプルで親しみやすく、登場人物やテーマも小学校低学年の子どもたちに合った内容です。

レベル構成(2020年以降の新体系)

Ready-to-Read は現在、次の5段階に分かれています:

  1. Ready-to-Go!(はじめの一歩)
     音や絵を頼りに読む練習。フォニックス要素が中心。
     例:反復の多い短文、サウンドアウト可能な単語。
  2. Ready-to-Read Pre-Level One: Rising Star Reader
     簡単な文構造と基本単語を使用。
     絵が多く、1ページの文は短い。
  3. Level One: Star Reader
     初めて文章を「自力で読む」レベル。
     主語+動詞の文が中心で、Sight Words(頻出語)を強化。
  4. Level Two: Superstar Reader
     文が少し長くなり、会話やストーリー展開を理解する力を育てる。
  5. Level Three: Megastar Reader
     段落構成の物語を自力で読めるレベル。
     語彙が豊かで、登場人物の感情や出来事をより深く理解できる。
     ※『Pinky and Rex and the Spelling Bee』はこの Level 3 にあたります。
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