多読教室に入りたい!と思ったら確認することは?

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この頃、多読教室が流行っているそうです

もし、興味があって教室を探しているなら必ず確認/認識して欲しいことがあります

多読教室の選びの5つのポイント

先生が多読をしているか?

当たり前のような話ですが、実は当たり前でもありません

この頃流行ってるから、と言って

多読指導できます!

と謳う指導者が一定数いるはずです😅

多読教室をお探しなら、先生が多読を実践している方を選んでください

自分で多読をしていない先生、

またはしていてもレベルが低いものしか読んでいない先生のもとで勉強すると

お子さんが大きくなった時バイバイされます😅

先生が目先のことではなく未来を考えているか?

皆さんは「小学生」の時だけ英語力がつけばいいと思っているのではないですよね?

成長した時にお子さんが英語に困らないように英語を学ばせたいのですよね?

お子さんが「小学生の時何を読めるか?」

ではなく、

大きくなった時、「結構すごいものを読めているか?」を期待できる指導をしてもらっていなければいけないはずです

英語は積み上げ方式ではなく、トップダウン方式でなくてはいけません

ゴールは、小学校時代の使えない5級やら4級、なんかじゃないはずです

社会に出て通用する英語(英検でいえば準1級以上のレベル)のはずです

先生が、5級だ4級だの言い出したら一旦立ち止まってください

小学生の時にそんな級を取ったって、

中学に入れば、3級から、とか準2級から、とかから受ける人はいっぱいいるんですよ(笑)

下手すれば、高校で2級からスタート、なんて人も結構います

(うちの教室でも、高校生から入ってくる子は、2級からスタートする子が圧倒的に多いです)

小さい時、3級だの準2だのを取ったって、

同じペースで多読を続けていなければ、

あっという間に追いつかれて「ただの人」です

ゴールがずれていくことを想像してみてください

多読というのは、小学生の時はもてはやされていても、

中高生になると「脇に置かれがち」になります

幼児の頃は

生きた英語を学んで欲しいです!

世界で通用する英語を身につけて欲しいです!

とか言っていた保護者様もころっと変わります

お子さんが中学生、高校生になれば、

「試験なんかより実用英語をやってほしい」

なんて言ってくださるお母様は滅多にいません(笑)

お子さんが中高生になれば「偏差値」「受験」が大きくのしかかります

教室でもよく聞かれるのは

「多読やってて文法自然に身につくんですか?」

です(笑)

(それも、この「文法」というのは、実用英語の文法ではなく、

学校で言う「文法問題」を解く力が身につくか?ってことです😅)

いったい、「世界で羽ばたく英語」はどこへ??ww

多忙な子供たちをイメージしましょう

中高生は忙しいです

日々の生活や課題、部活動、そして定期テスト、全国模試、、、と

本当に多忙です

「多読はいいよ!」と言ったところで、

その言葉だけを信じて、コツコツ多読を実践できるのは

100人のうち20人いれば多いぐらいです

たとえ小学生から多読をしていたとしても、

暇だった小学生と同じペースを保って読む、、、なんて夢の話です😅

(ご自分のお子さんが「忙しい」と思っている保護者様、危険です

高校生のお子さんが夜家にいて、お母様と楽しくお話しする。。。

。。。なんてイメージをしてはいけません笑)

彼らは

学校の試験や受験勉強をしていかないといけませんし、

英検やGTEC、TEAPなども取らないといけない

全国模試(駿台模試、進研模試、河合模試というように)しょっちゅう土日を潰してしまいます

塾や予備校の宿題なんかもどっさりある

部活動も忙しくて、帰宅時間が21時を超える、なんて珍しくないのです

その忙しい合間を縫って、ちょっとでも読んでいけるよう

先生も親も、そして本人も試行錯誤しなくてはいけない時期が必ず来ます

先生が試験に振り回されないか?を確認する

そんな中で、多読を教えている先生が、多読をしてその重要性を身をもって体験していないと

気持ちがブレます

だって、自分が多読の凄さを実感として持っていないのですから、

何かの試験が近づくたびに

「対策しなくちゃ!!」

となってしまいます😅

そうなると、目先のことに目が向いて、どんどん多読が脇に追いやられていって、

時間があったら」多読をしよう

と、先生がなってしまう傾向があります😅😅

中高で多読を取り入れている学校でも同じことが起こっているようで、

多読の時間に文法やったり、ライティングになったり、、と

結局、大して多読してないじゃん

となっていきます(笑)

多読はどうしても、読む時間が必要になっていくので、

試験のための勉強と両立、、、とするのが難しいのです

どちらも時間がかかりますからね

それを堪えて、多読の時間を一定時間確保する大切さを身をもって知っていないと流されてしまいます

多読とは

多読というのは、テストのためでもなく、
まして英検のためでもなく、

英語の回路を作るための手段なのです

中学生が「多読」というには、年間50万語ぐらい読まないと、

そもそも「多読」になりません😅

(高校生なら80万語ぐらい読んでくれないと話にならない)

レッスン内で年間10-20冊を生徒と読んだぐらいでは「多読」にはならないのです

そこを本当の意味でわかっている指導者に習って欲しいと思います

大きい子たちの尊敬を得る条件

先生の多読の知識がすごくないと、

ごまかしがきかない高校生たちの尊敬を得られません

小学生と違って、

ただ先生が言ったから、

という理由でいうことを聞いてくれる時代はとっくに過ぎています

彼らの尊敬を得られなければ長く育てることはできません

試験勉強をしなくてはいけない生徒の時間を多読に当ててもらうには

「多読をしたら英語ができるようになる」

という確信が必要です

お子さんに

いつかペーパーバックを読んでほしい

新聞を読めるようなレベルになって欲しい

生きた英語を身につけて欲しい、

と思って多読教室を選ぶなら

必ず多読を実践して、その意義を心から語れる先生を選んでください

「先生はめちゃくちゃ読んでいる」

「多読をしたからその英語力がある」

と、生徒たちに思わせてくれるのは、その読了数&その知識なのです

高校生たちが

「こういう本が読みたい!」

「自分に合う本はありますか?」

と聞かれた時、

「これは?」

と、すぐ答えてその本を差し出せる先生が、

皆さんの選ぶべき多読の先生です

入会する前に聞いてみてください

多読教室に入会する前に、

「先生は今何語ぐらい読んでいるんですか?」って尋ねてみてください

本当にちゃんとしてる多読教室の先生なら、喜んで答えてくれると思いますよ(笑)

「どうでしょう、数えてないからわかりません」

なんて言い出したら、まず読んでいません(笑)

生徒に「ちゃんと記録をつけなさい」と言っている先生ならご自分も記録をつけて把握しているはずです

ピアノを教える先生はピアノが弾けますし、

サッカーを教える先生はサッカーが結構強かったはずです

多読の先生が大量に多読をしている、なんていうのは当たり前の話ですよね?

多読の素晴らしさ

続けていくのが本当に困難な多読ですが、

続けた先には素晴らしい英語力が待っています

いちいち日本語に訳さなくても英語を英語のまま理解できる

という素晴らしい結果が得られます

多読で育った子たちの英語力は「本物」です

そのためにもきちんと学べるようサポートしてあげてくださいね

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