2023-04

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お子様に小さい時から英語を学ばせるという意味を本当にわかっていますか?

小さい頃からの英語力 私は個人的にはお子様が小さい時から英語を始めるというのはとてもいいと思います。 当教室にも2-3歳ぐらいから来て、18-19歳になってもまだクラスに在籍してる、 というような子たちがいましたし、今でもいますが、彼らの英語力は目覚ましいものがあります。 英検で言えば、2級の高得点は楽々取り、 知らないうちに準1級に受かるような素晴らしい英語力となります。 「〜のことを話して」、と言えば、ペラペラ〜と話してくれますし、 「〜について書いて」と言えば、パパッと書いてくれます。 偏差値も70どころか80、90と高い数値が出たりします。 毎日毎日宿題を行い、日々英語に触れてきたという結果、 英語を教科ではなく言語として身につけてくれていると感じます。 ただ、そんなにうまくいかない 小さい頃からの英語は続けば素晴らしいのですが、実は、 小さい頃から始める子は小3−4でやめる子が多いです。 お母様の強い意志がないと、親子で英語を他の習い事と同列に見てしまうことが多いため、 他の習い事と比べて子供に選択権を与えてしまうんですね。 始めるときはお子さんの意志ではなかったはずですが、...
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すでに100万語に達成し、多読歴2-3年以上の中高生へ

中学から数えて多読歴3年以上の人へ 多読を中学以降2-3年以上してきて、まだYLにこだわっている人はいますか? もし、YLで本を選んでいるのであれば、そろそろYLの呪縛から逃れましょう 高1の生徒に「自分のYLがよく分からない」と言ってくる子がいます ほとんどの生徒は自分がどのレベルを読めるのかを把握していますが、 この子だけは自分のYLがよくわかっていません 一見すると問題児のように見えますが、実はそうではないのです 多読をしていると、どうしても語数とかYLにこだわってしまい、 「自分は今YL0.8だからそれ以上のものは読めない」とか「読める」とか数字で測ってしまうんですね でも、このようにざっくりと読む子は 本当に読書を楽しんでいる子が多く、「読めるものを読む」という基本中の基本を実施できています 自分がこの本なら読める、とか読めない、とかを肌で感じることができるようになります 数字というのは良くも悪くも人を縛ってしまいます 保護者の方も本を借りるとき、自分の子はYL0.5だから、これ! とお子さんの本を選んでしまう傾向が出てしまいます(だから保護者の方が代わりに借りるのはダメなの...
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「なぜ聞き取れなかったか」を分析してからトレーニングする

4月になりました 教室では今までなかった新カリキュラムからスタートしました 4月1日はリスニングトレーニング(音読道場)のレッスンでした このレッスンでは発音&音読を通じてリスニング力を上げていきます リスニングというのは「聞いているだけ」でレベルが上がったりはしないです また、わからないものを聞いていてもレベルは上がらないのです では、どうするか? まずは聞こえない「理由」を探らなくてはいけません リスニングで聞き取れない理由 英語が聞こえない理由は‥ 1 単語をそもそも知らない 2 文法がわからない 3 聞いてる素材の知識がない(ただし、試験の場合は問題ないことが多い) 4 見れば(読めば)わかるが聞いたらわからない この4つです 1と2は、分かるか分からないかの問題なので「分かるようにすればいい」だけなので、 知らない単語があったら調べましょう わからない文法があったら文法書で学びましょう 3はそもそも日本語でも理解ができないはずなので、どうしても聞き取りたい時は 日本語力と知識を高めていくしか方法はありません 問題は4です これは「見たら理解ができるのに、耳からだと理解ができな...